岡山市の山火事から1年 知事や地元住民らが跡地で植樹 緑の再生を願う

 岡山市南区で2025年3月23日に発生した山火事から1年です。その跡地で緑が再生することを願い、岡山県の伊原木知事や地元住民らが23日、植樹をしました。

貝殻山 岡山・南区宮浦

 岡山市南区宮浦の貝殻山の山頂付近に岡山県や岡山市の関係者、地元住民ら約60人が集まりました。

岡山県/伊原木隆太 知事

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「何年かかかるかもしれませんけれど、この児島半島、また元通りの緑豊かな素晴らしい地域に戻ることを祈念いたしまして、ごあいさつといたします」

岡山・南区 2026年3月

 2025年3月23日に岡山市南区で発生した山火事では、岡山県で過去最大規模の約486haが焼けました。

(宮川周三リポート)
「道路沿いに土のうが置かれています。斜面を見ると、黒い土、焼けた木、大きな岩。中には緑も見えますが、元の姿に戻るには相当な時間がかかると感じます」

 岡山県は、山火事の恐ろしさや緑の再生について多くの人に考えてもらおうと、発生から1年の節目の日に県民参加で植樹をすることにしました。

 参加者は、貝殻山の斜面、約500平方メートルに、地元の園児や小中学生が育てたウバメガシなどの苗木を約100本植えました。

 岡山県は、今後もこの取り組みを続けたいとしています。

(地元の園児)
「上手にできた。大きく育ってほしい」

(地元の住民)
「緑がまた茂ったらいいなと思いますね」

 岡山県が策定した森林の復旧計画によりますと、早期の緑化が必要な約137haにウバメガシなどを植えるほか、ヘリコプターを使ってさまざまな植物の種をまきます。

 総事業費は約16億円の見込みで、2030年度までに完了する予定です。

岡山県/伊原木隆太 知事

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「県がやることとか、地元がやることというのではなくて、みんなでやっていかなければいけない仕事だと思っています。児島半島の緑、我々がきちんとつくっていかなければいけない場所なんだということ。6年かかりますけれども、しっかり緑を取り戻していきたいと思っています」