地震などの災害が起きたときに、どういった物があると便利か。能登半島地震で被災した経験から防災の改善点を探ろうと、徳島県と能登の中高生が交流するイベントが21日、石川県能登町で開かれました。
【写真を見る】水を貯める「水人間」がほしい 能登半島地震後交流続ける能登と徳島の中高生が防災でアイデアを出し合う
能登町に住む大学生・松村佑月さん「妹がずっと震えてて私が手を握っていたんですね、妹の。私が手震えてたら妹はめっちゃ怖いじゃないですか。一番近くにいる頼れるお姉ちゃんが怖がっている。それはダメだなと思って必死に震えを止めました」
こう語るのは、能登町宇出津で被災した大学生・松村佑月さん。
能登町で行われた交流イベント「TEEN’s防災」で、徳島県から訪れた中学生や高校生を前に、2024年の地震で被災した経験を語りました。
■地震後毎日20リットルの水を… 毎日運ぶ苦労
能登町に住む大学生・松村佑月さん「(地震から)一週間くらい経ってから4トンくらい入る大きい給水車が来るようになって、大抵毎日20リットルのタンクに水をもらいにいった」
2025年8月、能登の子どもたちが徳島に招待されたことをきっかけに、能登でも交流の機会を設けようと、徳島や石川などの大学生らが立ち上がり実現。実体験をもとに、防災について考えていきます。
松村さんも毎日歩いて運んで苦労したという水タンクの重さの体験する徳島の子どもたちは、「重い」と言いながら被災者の苦労を実感していました。
イベントの目的は、生徒たちが災害時に必要な物やできることを話し合って、たくさんのアイデアを出すことです。
■着替えも悩みのひとつ 「着替えていない」と答える子どもも
能登半島地震の後は、着替えについて困ったという声があがります。
能登の子ども「着替えてない」「着替えるときは車で家帰って着替えて、また(避難所に)戻ってくる」
実際に地震を経験した能登の生徒たちが、自分たちの目から見た防災の改善点を探ります。
徳島の高校生「(災害後に中高生の役割は)高齢者の介護や小さい子のお世話をして避難所の雰囲気を良くすること」
