「あなたから配達を依頼された荷物に現金が入っていた」と自宅にかかってきたうその電話をきっかけに、秋田市に住む70代女性が現金600万円をだまし取られる詐欺被害に遭いました。

また、スマートフォンにかかってきた「+」で始まる番号からの電話をきっかけに鹿角市に住む70代の夫婦が現金およそ128万円をだまし取られました。

秋田臨港警察署の調べによりますと、先月上旬、秋田市に住む70代の女性の自宅に宅配業者を名乗る男から電話があり、「あなたから配達を依頼された荷物に現金が入っていた」「警察に被害届を出した方がいいので警察に電話をつなぐ」などと言われました。

その後、北海道警を名乗る男などから電話や通話アプリのラインで「あなたの口座が犯罪に使われていて、あなたを詐欺の犯人として捜査している」「犯罪のお金かどうかを調べる必要があるので、口座のお金を全額引き出して自宅で保管しておいてください」などと指示されます。

さらに、相手から「捜査員を向かわせるので玄関先にお金を置いておくように」「お金は2週間くらいで返す」と言われた女性は、自宅の玄関先に現金600万円を入れた紙袋を置き、少ししてから確認すると持ち去られていたということです。

また、鹿角警察署の調べによりますと去年10月、鹿角市に住む70代の男性のスマートフォンに「+」で始まる番号から電話がありました。

日本人を名乗る相手は「私はトレーダーをしていて一晩で数百万円も稼いでいます。あなたもやってみませんか」と投資話を持ち掛けてきたといいます。

その後も相手から電話などで「ビットコインに投資するのでお金が必要。ドルを日本円に換金する手数料が必要」などと言われ、男性は11月までに相手が指定する口座に現金約54万円を振り込み、だまし取られました。

さらに12月ごろに相手から「利益を還元したいので今後は奥さんの名前で取り引きしませんか」などと言われます。

男性の妻がやり取りをはじめ、先月までの間に現金74万円を振り込み、だまし取られました。

※午後6時15分からのABS news every.でお伝えします