県内各地の小中学校は、20日から春休みです。

統合により150年余りの歴史に幕を下ろす秋田市の土崎小学校で、修了式が行われました。

最後の登校日となった19日、児童たちは思い出いっぱいの校舎との別れを惜しみました。

明治7年、1874年創設の秋田市の土崎小学校です。

今年度の全校児童は150人ほど。

約60年前に比べて、800人以上減りました。

来月には土崎南小学校と統合し、新生「土崎小学校」として現在の土崎南小学校の校舎を使うことが決まっています。

この校舎では最後となる修了式が行われました。

伊藤淳校長
「新しい学校、新しい学年のスタートに向けてみなさんの心に留めておいておしいことを1つお話しします。それは『やってみよう』という前向きな気持ちを持つことです。みなさんの”港魂”があればきっと大丈夫です。好きなことだけ頑張りたい、やりたくないからやらない、やってみたいけど周りの目が気になってできないという気持ちではもったいないです。やってみようという気持ちを大切にして次の学年でも頑張ってほしいと思います」

学校の引っ越し作業のため、例年3月下旬に行っている離任式が、今年度はありません。

代わりに、「お別れの会」が開かれました。

児童代表 石川茉依さん
「新しい学校、学年で、先生方に教えてもらったことを生かしながら、よりよい自分を目指して頑張りたいと思います。近くにいても遠くにいてもわたしたちのことを応援していてください」

児童はまだ先生たちの異動先を知りません。

そのまま新たな土崎小学校に残る先生もいれば、別の学校に行ってしまう先生、それに退職する先生もいます。

最後に、お互いにエールを送り合いました。

4年生の教室では、児童一人ひとりに、通知表のほか担任からのメッセージカードが手渡されました。

この校舎で過ごした4年間。

児童
「この校舎のグラウンドで最後に走る持久走で1位を取れてよかったです」

児童
「跳び箱ができなかったときにみんなが教えてくれて急に6段まで跳べるようになったことです。みんなが教えてくれたので感謝してます」

大好きな先生たちや見守り続けてくれた地域の人たち、それに、これまで一緒に成長してきた仲間たちとの思い出がたくさん詰まっています。

慣れ親しんだ校舎との別れを惜しむ土崎小学校の児童たち。

来月からは、土崎南小学校の児童とともに新たな歴史を刻み始めます。

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