国産ジーンズ作りに取り組むメーカー「サムライ」(大阪市)が20日、兵庫県丹波篠山市野間の綿畑に整備した特設サーキット場で、無線操縦車「RCカー」を楽しむ走行会を初めて開いた。愛好家らが自慢の車を操縦し、泥や土面の変化に富んだコースを快走させた。
車が好きなサムライの野上徹社長(66)が「収穫後の農閑期に畑の有効活用と地域活性化につなげよう」と発案。スタッフらが今月、「富士スピードウェイ」(静岡県)コースを参考に、約20アールの畑にカーブやクランクがある1周150メートル、幅2・5メートルある未舗装の「ダートコース」を作った。
手箕のジャンプ台を飛び越すRCカー(兵庫県丹波篠山市で)
参加した車は、35メートルの直線コースを土ぼこりを上げながら疾走し、途中、タイヤ壁に衝突して動きが取れなかったり、ひっくり返ったりして悪戦苦闘。穀物の殻やちりを除く農具「
手箕(てみ)
」を並べたジャンプ台(高さ約15センチ)も用意され、勢いよく跳ね上がって着地すると、見物客から「オーッ」と歓声が起きていた。
神戸市垂水区の会社員の男性(36)は、タイヤが大きいバンタイプの車を走らせ、「コースは広いが幅が狭めなので操縦が難しかった。変化があるコースなので楽しめた」と話していた。
サーキット場は4月15日まで無料開放したあと、畑に戻し、5月に予定する綿の苗植えの準備にかかる。問い合わせはサムライコットンファーム(079・552・3601)へ。
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