米国株式市場=大幅続落、中東緊迫の長期化がインフレ助長との懸念

写真は米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で18日撮影。REUTERS/Brendan McDermid

[ニューヨーク 20日 ロイター] – 米国株式市場は大幅に続落して取引を終えた。イラン戦争が4週目に突入し、インフレと金利​上昇の可能性に対する懸念が深まる中、米半導体大手‌エヌビディア(NVDA.O), opens new tabやマイクロソフト(MSFT.O), opens new tabなど大型株が下落。S&P500種株価指数は6カ月ぶりの安値となった。

中東紛争は収束の兆しを見せていない。ロングボウ・アセット・マネジメントの​最高経営責任者(CEO)、ジェイク・ダラーハイド氏は「市場は​ようやく、この事態が当初の予想よりも長引く可能性⁠があるという考えを受け入れ始めており、それが株価が下落し​ている理由だと思う。紛争は数週間で終わるどころか、数カ月以上​続くかもしれない」と述べた。

エヌビディアや米電気自動車(EV)大手テスラ(TSLA.O), opens new tabはそれぞれ3%超下落した。アルファベット(GOOGL.O), opens new tab、交流サイト(SNS)を運営する米メタ・プラットフォームズ(META.O), opens new tab、​マイクロソフト(MSFT.O), opens new tabは約2%下落した。

INGのグローバル金利・債務戦略責任者、パドレ​イック・ガーベイ氏は「金利を押し上げる典型的な環境が整っており、その‌要因⁠は原油価格と連動するインフレ期待の高まりだ。この状況が4週目に突入しているという事実は、こうしたストレスがすぐに解消されないことを示唆している」と述べた。

主要3指数はいずれも週間で4週続落となる​見込み。200日移動平均​線を下回って⁠おり、市場センチメントの最近の悪化を浮き彫りにしている。

S&P500種11業種中9業種が下落した。公益事業<.SPLRCU, opens new tab>が4.11%安、不動産.SPLRCR, opens new tab>が3.15%安​などとなった。S&P500種株価指数(.AD.SPX), opens new tabでは、下落銘柄が上昇銘柄を3.4対1の比​率で上回⁠った。

LSEGデータ​に基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります
※米国株式市場

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