中国、豪NZの「植民地支配的な傲慢さ」非難 人権懸念に反発

中国の国旗(2025年4月14日撮影)。(c)Hector RETAMAL/AFP

【AFP=時事】中国は18日、オーストラリアとニュージーランドが共同声明で中国の人権問題に懸念を示したことを受け、両国の「植民地支配的な傲慢(ごうまん)さ」と先住民族に対する粗末な扱いを非難した。

在ニュージーランド中国大使館の報道官はAFPに送付したコメントで、オーストラリアとニュージーランド両国の国防相および外相の共同声明は「偏見、誤情報、そして不可解な植民地支配的な傲慢さに満ちている」と述べた。

報道官は、2月28日の米イスラエルによる対イラン攻撃をきっかけに始まった中東紛争の「根本原因」をオーストラリアとニュージーランドが見過ごしていると非難した。

さらに、両国は「人権問題と少数民族問題に関する自らの低劣な過去」について沈黙していると非難した。

17日にオーストラリアの首都キャンベラで行われた会談後に出された共同声明で、同国とニュージーランドはイランによる近隣諸国への「無謀かつ無差別な攻撃」を非難した。

さらに、中国の係争中の南シナ海での「不安定化工作」、新疆ウイグル自治区とチベット自治区での少数民族に対する扱い、そして香港での自由の抑圧を非難した。

これに対し在ニュージーランド中国大使館は、オーストラリアとニュージーランドを「二重基準(ダブルスタンダード)」だと非難。

中国の少数民族は「調和」を享受しており、国際社会はオーストラリアとニュージーランドの先住民および少数民族の扱いについて公正な判断を下すべきだと述べた。
【翻訳編集】AFPBB News