【写真を見る】自転車による交通違反の急増受け 自転車への“青切符”適用を前に 金沢駅で街頭指導

自転車の交通違反に対しては、4月1日から16歳以上を対象に、反則金の納付が課せられる青切符の制度が導入されます。

これを前に金沢駅の駐輪場では、警察官が自転車の利用者に街頭指導を行いました。

青切符での取り締まり対象となる違反行為は、スマホを使用しながら自転車を運転する「ながら運転」や、信号無視、二人乗りなど113種類あり、特に事故につながる危険な違反行為について、4月からその場で青切符が交付されます。

県警察本部交通企画課 窪美希警部「県民の皆さんに浸透されるように周知していく、そもそもルール自体を県民の皆さんに知っていただく、そして守ってもらうというのが課題」

2025年、県内で発生した自転車の事故は262件と、前の年から40件増加していて、県警は自転車の利用者にも青切符を適用することで、交通事故の抑止につなげたいとしています。

■スマホながら運転で1万2000円?!

Q. 青切符導入で何が変わる?

これまで車の交通違反で使用されてきた「交通反則通告制度」いわゆる青切符が来月1日から自転車にも適用されます。自転車でも、これまで酒酔い運転や妨害運転など重大な違反に対しては刑事罰の対象となる赤切符が交付されていましたが、信号無視や一時不停止など反則行為と呼ばれる軽微な違反は指導警告にとどまっていました。4月からは反則金が設けられ、悪質で危険な違反であると認められる場合には取り締まりが行われます。

Q. 反則金はいくら?

違反によって額が異なります。並走は3000円、無灯火は5000円、信号無視と逆走、歩道を走るなどは6000円、携帯電話を使う「ながら運転」は1万2000円となっています。

Q. どうしてこのタイミングで導入?

適用開始の背景にあるのは、近年の自転車が関係する事故の割合の増加です。交通事故の件数は全体的に減少傾向ですが、自転車が関係する事故は全国で毎年7万件前後と横ばいで減っていません。

警察は青切符を導入することで、より効率的に取り締まりを行い、悪質な自転車ユーザーの責任を追及することで事故抑止につなげたいとしています。

北陸放送