
1月に行われたモロッコーセネガルの決勝戦(AP)
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アフリカ・サッカー連盟(CAF)は17日、モロッコを今年1月に決勝が行われたアフリカ選手権の優勝チームとして認定すると発表した。セネガルが延長1―0で試合を制したが、延長突入前に判定を不服としてセネガルの選手がピッチを去った行為がCAFに棄権と判断され、没収試合で3―0でのモロッコの勝利と判断された。
モロッコは1月18日に地元のラバトで行われた決勝でセネガルと対戦。0―0の後半追加タイムにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入を経てモロッコにPKが与えられた場面で、判定を不服としたセネガルのイレブンがチャウ監督の指示に応じてロッカールームに戻る事態に発展。試合再開まで14分を要し、再開後にモロッコ側はFWディアスがPKに失敗し、延長戦に持ち込まれた末に0―1で敗れた。
セネガルの行動に関しては国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が「受け入れられない光景。二度と繰り返されてはならない」と非難。モロッコ側も試合結果の変更を求めて抗議していたが、CAFの規律委員会は訴えを却下。しかし、今回の控訴委員会でモロッコの勝利と認定した。大会規則では「いかなる理由であれ、チームがプレーを拒否するか、審判の許可なく試合の正規の終了前にグラウンドを去った場合、そのチームは敗者とみなされ、当該の大会から永久に排除される」と定められているという。モロッコは1976年大会以来、50年ぶり2度目の優勝となる。
セネガル側は今回の決定を受けてスポーツ仲裁委員会(CAS)に訴える意向を表明し、前代未聞の騒動は今後もピッチ外で争われる可能性が高まっている。
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