親子で防災意識向上 絵本読み聞かせ 原発事故を後世に伝える

 ネッツトヨタ郡山(福島県郡山市)は15日、郡山市の安積店で「ぼうさいキッズ教室」を開いた。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を後世に伝えるため福島民報社が企画・制作した絵本「きぼうのとり」の読み聞かせなどを通して、親子が防災意識を高めた。

 福島民報社が展開する「きぼうのとり」プロジェクトに賛同する同社が、昨年に続いて主催した。福島民報社と郡山女子大の協力。1~6歳の子ども11人と保護者が参加した。

 幼児防災教育を研究する郡山女子大短期大学部幼児教育学科の2年生3人が「きぼうのとり」を読み聞かせ、防災に関する塗り絵で参加者と触れ合った。昨年秋から読み聞かせ活動などに参加している矢吹のぞみさんは「小さな子どもに防災の大切さを伝えていきたい」と意欲を示した。

 参加者に「きぼうのとり」が贈られた。五十嵐誠店長は「災害時にお子さんの役に立ってほしい」と願いを込めた。

【写真】子どもに「きぼうのとり」を読み聞かせる学生(右)