【WEリーグ クラシエカップ グループステージ第5節 浦和戦】グループステージ突破に王手。前節見せた攻守に連動したサッカーを継続し、タイトルにつながる大きな1勝を掴む

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【CEREZO OSAKA】

2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ第4節・アルビレックス新潟レディース戦から中6日。セレッソ大阪ヤンマーレディースは3試合連続となるアウェイで2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループステージ第5節・三菱重工浦和レッズレディース戦に挑む。ここまで4試合を終えて3勝1敗、勝点9を獲得しているセレッソ。今節に勝利すれば1試合を残してグループステージ突破が決まる。

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公式戦の連敗を3で止めるとともにウィンターブレイク明けの初勝利を目指して臨んだクラシエカップの前節・新潟L戦は、開始から試合に懸ける気持ちをピッチで表現。セカンドボールへの反応も速く、攻撃でマイボールの時間を増やすと、速いテンポで相手陣に進入。守備でもディフェンスラインを押し上げて全体をコンパクトに保ち、相手のボールホルダーに対するプレッシャーも強めてボールを奪取。攻守に前向きな意識を徹底すると、14分、先制に成功。脇阪麗奈のCKのはね返りを拾ったところから、宝田沙織、宮本光梨とつなぎ、宮本のクロスに四本帆夏が頭で合わせてネットを揺らした。その後も前半はセレッソが主導権を握ったまま折り返すと、後半は選手交代を機に新潟Lの反撃を受ける時間もあったが、ボールや人に対する寄せは90分を通して怠らず、無失点を達成。まさに先週の練習で改めて見つめ直した「一つのボールに対しての強さ、激しさ、土台になる部分」(松田岳夫監督)を表現できた。今節も浦和に対して引くのではなく、前から奪いに行く勇敢な姿勢を発揮することが重要だ。クラシエカップの前節・ノジマステラ神奈川相模原戦、前々節・新潟L戦と、浦和は中盤でパスをカットされてカウンターを受ける場面も見られ、前節は2失点、前々節は3失点を喫している。相手のビルドアップに対しては、セレッソとしても前からのプレスを積極的にかけていきたい。今節に向けて米田博美は「勝ったことがない相手というイメージではなく、自分たちのプレーを発揮して、『絶対、勝つ』という気持ちを表現したい」と話したが、まさにそうした強気なメンタルで挑みたい。

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1トップの島田芽依を筆頭に浦和は1発で仕留めてくるタレントが豊富。どこからでもゴールを奪える個の力がある。セレッソとしては一瞬たりとも気が抜けない。抑えるべき選手は複数いるが、アンカーの伊藤美紀は4-2で勝利した前節のN相模原戦では3アシスト。背後に抜ける両ウイングへ絶妙なパスを通し、ゴールへつなげていた。セレッソとしては伊藤に時間を与えないことが大切だ。直近2試合、トップ下でプレーしている脇阪は、前節までのポジションであれば、かみ合う配置になる。2022-23シーズンにINAC神戸レオネッサでともに戦った伊藤に対するマークを強め、そこで奪って速攻を仕掛けたい。「美紀さんとはINACで一緒にやって、中盤を組んでいました。上手いし、気の利くポジションを取れる。前を向くタイミングも良くて周りが見えている選手ですが、対人では自分の方が強いと思うので、しっかり潰したい」と闘志を燃やす。また、榊原琴乃、丹野凜々香、タンチュリエ ローリーら両サイドのウイングに仕事をさせないことも今節の勝利には欠かせない。簡単には縦に行かせず、体を寄せて自由を奪いたい。

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クラシエカップのグループステージは残り2試合。次節はアウェイで、その次はホームに戻り、いずれも浦和と対戦する。2試合で1勝すればグループステージの突破は決まるが、「その次を考えず、この試合に100%の力を注ぐ。そこしか考えていません。最初から次があると思うと、逃げ道を作っているようなもの。逃げ道を遮断して、この試合に臨みます」と松田監督が話すように、セレッソとしては「この試合で突破を決める」(米田)意気込みで挑む。前節の新潟L戦で見せたチーム一丸で戦う攻守に連動したサッカーを継続し、タイトルにつながる大きな1勝を掴み取る。
(文=小田尚史)