針谷岳晃(左)写真:Yusuke Sueyoshi
福島サポーターの存在
ーホーム開幕戦(長野戦)には5,000人を超えるサポーターが駆けつけました。福島サポーターの声援はどのように聞こえていましたか?
針谷:一昨年から福島に来て、観客の増加は年々感じます。今年初めてのホーム戦では、昨夏のイベント開催試合のような雰囲気があったので、僕たちも力になりました。サポーターの声援もあって良い結果に繋がったと思います。
ー残りの百年構想リーグでチームとして目指しているところがあれば教えてください。
針谷:チームとしてはもちろん1つでも上の順位を目指しています。百年構想リーグの半年間は、自分たちにとって“目指しているサッカー”を成熟させるためにすごく重要な時間になると思うので、チャレンジしていきたいと思います。
針谷岳晃 写真:©︎Fukushima United FC
主将としての責任
ーキャプテン2年目となる今シーズン、チームをまとめるために意識していることがあれば教えてください。
針谷:自分は言葉で引っ張るタイプではなく、プレーで引っ張るタイプです。今年は修平さん(寺田監督)に「もっと周りに要求しろ」と言われているので、得意ではないですが言葉でもまとめようと心がけています。カズさん(FW三浦知良)やソンさん(GKチョン・ソンリョン)だったり、経験のある選手に学びながら皆で(チームを)作っていければ良いのかなと思います。
一人で引っ張るというよりは、周りに支えてもらいながらやらないとキャプテンは務まらないと思うので。昨年初めてキャプテンをやらせてもらいましたが、キャプテンって難しいんですよね(笑)。結果一つで(気持ちの)浮き沈みが僕自身結構あったので、そこは考えすぎないようにしていこうと思います。プレーで引っ張ることができるのが自分の良さだと思うので、その責任と自覚を持って練習から毎日取り組んでいければチームも引き締まると思っています。そこは先頭に立ってやっていきたいと思います。
開幕から4戦勝ちなしと厳しい船出となった福島。それでも主将2年目の針谷を中心にチームは下を向かず、ひたむきに取り組み続けた。その結果、今シーズン初勝利を多くのサポーターに届けることができた。
主将としては「まだまだです」と謙虚に語る。それでも、キャプテンとしての思いを口にした表情からは、昨シーズンよりも自覚の強まりが感じられた。2026/27シーズン、クラブ初となるJ2昇格へチームを導く存在になるはずだ。
