
中国とオーストラリアの国旗(2002年9月19日撮影)。(c)TORSTEN BLACKWOOD/AFP
【AFP=時事】オーストラリア・シドニーの裁判所は13日、中国工作員に情報を流したオーストラリア人の男に対し、無謀な外国からの干渉罪で有罪判決を言い渡した。この罪で有罪判決が言い渡されたのは今回が初めて。
マーケティング専門家のアレクサンダー・セルゴ被告は、赴任先の中国・上海から帰国した直後の2023年、シドニーでオーストラリア警察に逮捕された。
セルゴ被告は、米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」や重要鉱物資源などに関する報告書を作成して中国の情報工作員に引き渡し、見返りとして現金を受け取ったとされる。
セルゴ被告は、ビジネスSNS「LinkedIn(リンクトイン)」で知り合った「ケン」と「エブリン」という名の2人の中国人工作員と上海で会っていた。
有罪となれば15年以下の拘禁刑を科される無謀な外国からの干渉の罪で起訴されたのはセルゴ被告が初めて。
セルゴ被告は、報告書に記載された情報の多くは既に公開されているものだと主張していた。
裁判所関係者によると、陪審は13日、セルゴ被告に有罪判決を下した。量刑は16日に言い渡される。
【翻訳編集】AFPBB News
