公正取引員会がザグザグに警告 納入業者に無償で陳列作業させる 岡山
ドラッグストアを経営する岡山市の「ザグザグ」が商品の陳列作業などを納入業者に無償で行わせていたとして12日、公正取引委員会が「警告」の行政指導をしました。ドラッグストアに対する警告は中国地方で初めてです。
公正取引委員会中国支所によりますと、ザグザグは遅くとも2024年8月から2025年12月にかけて、岡山県や香川県など4県の合わせて33店舗が新規オープンやリニューアルオープンをする際、商品の陳列作業などを納入業者約300社、延べ約5500人に無償で行わせました。

ザグザグ本部 岡山・中区清水
ザグザグは、納入業者に対し費用を支払うことを伝えていましたが、請求がなかった業者に対しては支払っていませんでした。
請求をしていたのは十数社しかなく、ほとんどの業者は「ザグザグは影響力が強い。自分の会社だけが請求すると不利益となる恐れがある」などとして請求していませんでした。

公正取引委員会中国支所は「優越的地位の乱用」で独占禁止法違反に当たる恐れがあるとして、12日付けでザグザグに対し「警告」の行政指導をしました。ドラッグストアに対する警告は中国地方で初めてです。

公正取引委員会中国支所/村重健太郎 支所長
(公正取引委員会中国支所/村重健太郎 支所長)
「典型的な(優越的地位の)乱用行為というふうに考えていまして、そういった行為がザグザグのような知名度のある企業においていまだに行われているということが今回判明しましたので、積極的に情報収集して違反の疑いがあればそれをまた取り締まっていく、そういう活動を進めていきたいというふうに考えています」

ザグザグ本部 岡山・中区清水
ザグザグは、KSBの取材に対し「社内ルールを明確化するなど再発防止に努めます。今後は、陳列作業などに対する費用を全額支払います」などとコメントしています。
