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【03月13日 KOREA WAVE】韓国サッカー代表主将のソン・フンミンに対し「子どもを妊娠した」と脅して金銭を受け取ったとして起訴された20代女性の控訴審で、検察が改めて懲役4年を求刑した。

ソウル中央地裁は11日、恐喝などの罪に問われている20代女性被告と共犯の40代男性被告の公判を開いた。検察はこの日、1審判決を維持すべきだとして双方の控訴を棄却するよう裁判所に求めた。1審では20代女性被告に懲役4年、40代男性被告に懲役2年が言い渡されている。

弁護側は、20代女性被告が3億ウォン(約3300万円)を受け取った事実は認めたうえで「拘置所で深く反省しており、被害者にも心から謝罪している」と主張した。一方で、追加で7000万ウォン(約770万円)を要求したとされる恐喝未遂については、40代男性被告との共謀関係を否定し無罪を訴えた。

20代女性被告自身も法廷で「ソン・フンミン選手に謝罪したい。未熟な過ちを許してほしい」と述べ、情状酌量を求めた。

検察によると、2人は2024年6月、「妊娠した事実を暴露する」と示唆してソン・フンミン側から3億ウォン(約3300万円)を受け取った。その後、妊娠や中絶の事実をメディアや家族に知らせると脅し、さらに7000万ウォン(約77万円)を要求した疑いが持たれている。

捜査では、20代女性被告が当初、別の男性に妊娠を理由に金銭を要求しようとしたが反応がなく断念。その後、ソン・フンミン側に妊娠したと偽り、金銭を要求したとされる。ソン・フンミン側は、社会的批判や選手としてのキャリアへの影響を懸念して金銭を支払ったという。

20代女性被告は受け取った金を高級品の購入などに使い、生活苦に陥った後、交際相手だった40代男性被告とともに再び金銭を要求したとみられている。

1審判決は「胎児がソン・フンミンの子どもだと思っていた」という被告の主張は供述が一貫せず信用できないと指摘。「受け取った3億ウォンは中絶慰謝料として社会通念上過度に高額だ」と判断した。さらに、有名人という立場で犯罪にさらされやすいソン・フンミンを利用して巨額の金銭を得た点で罪質は重いと批判した。

また40代男性被告についても、単なる脅迫にとどまらず、広告主やメディアへの暴露を示唆するなど、ソン・フンミンが著名人である点を利用して恐喝を実行段階まで進めたと認定している。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News