J2・J3百年構想リーグ 地域リーグラウンド第5節
2026年3月8日14時キックオフ 相模原ギオンスタジアム
入場者数 2,289人
SC相模原 4-0 栃木SC
(前半2-0、後半2-0)
得点者:37分 杉本蓮(相模原)、45+3分 山内琳太郎(相模原)、49分 島川俊郎(相模原)、59分 中山陸(相模原)
気温 12.4℃
湿度 24%
ピッチ 晴
<スターティングメンバー>
GK 71 猪越 優惟
DF 5 柳 育崇
DF 25 岩﨑 博
MF 4 佐藤 祥
MF 13 大曽根 広汰
MF 17 杉森 考起
MF 40 食野 壮磨
MF 47 吉野 陽翔
MF 81 中野 克哉
FW 7 川名 連介
FW 80 オタボー ケネス
控えメンバー
GK 31 鹿野 修平
DF 24 田端 琉聖
DF 6 阿部 海斗
MF 27 永井 大士
FW 29 矢野 貴章
FW 77 西野 太陽
FW 9 近藤 慶一

46分 オタボー→西野
46分 食野→青島
66分 大曽根→阿部
66分 中野→近藤
78分 杉森→矢野
▼先制する好機をモノにできず点差が開く
自分たちの時間に先制できなかった。そしてゲームの流れとは関係なく、際の攻防で持っていかれて失点を重ねた。
1失点目も、2失点目のCKを与えるきっかけも、3失点目も、すべて際の攻防で持っていかれている。
準備、アラートさの問題。3節仙台戦(●1-2)の振り返りでキャプテンの柳育崇が指摘していたポイントだ。「練習から意識を引き上げていかなければいけない」と指摘した課題が、そのポイントを強調して戦っている相模原に上回られて再び顕在化した。
2失点目、3失点目はやられる時間帯も悪かった。前半の終わり際、後半の立ち上がり。この失点で勝負が相当に苦しくなった。
クリティカルフェイズ――。過去のゲームレビューでも何度か触れているが何度でも書いておきたい。前半の立ち上がり、前半の終わり際、後半の立ち上がり、後半の終わり際。得点や失点でスコアが動いたあとの5分間。この時間帯を『クリティカルフェイズ』と呼び、勝負の際だぞ、絶対に集中しろ、と強調して戦わせていたのが2009年から2013年途中まで栃木SCを指揮した松田浩氏だった。ベンチから「5分集中!」とコーチ陣らと声を張り上げていた光景が思い出される。その声を当時のロッカールームやピッチ上で受け止めていたのが当時栃木SCで現役プレイヤーだった米山篤志監督だ。
サッカーをプレーする上で当たり前に押さえるべき基本、普遍的な約束事。現状のチームがそれらについて浸透途上にあることは間違いない。
立ち上がり20分ほどは互いにノーリスク、ロングボール主体で陣地を奪い合うような攻防が展開されたが、徐々に栃木SCが主導権を握った。
それまでの背後へのボールが効いていたのだろう、相模原のプレス連動が噛み合わなくなる隙を突き、後ろで好きなようなボールを動かし始めた。
そして相手4バックの隙間、相手CBと相手SBの間を割るような縦方向のフィードからチャンスメイク。相手SBがこちらの高い位置を取るワイド(川名連介)をマークすべく引き寄せられた瞬間にできる相手CBとの隙間だ。
このボール供給にオタボー ケネスや杉森 考起が裏抜けする動きからチャンスメイク。20分、21分、25分と立て続けに狙いとする攻撃を表現してゴールに迫る。そして31分、やはり同様の攻撃から決定機を掴んだ。
岩﨑博から相手SBと相手CBの間を割るような縦パスが供給され、これに杉森が抜け出すと、相手CBを切り返しからカットインし、強烈な低弾道のフィニッシュを放ったが、相手GKに間一髪セーブされた。
32分にはビルドアップに交えたロングボールからオタボーが身体を張って前で起点を作り、中野克哉が前を向く。逆サイド展開から大曽根広太がアーリークロスを供給して決定機を演出したが、オタボーのアクションはわずかにオフサイド判定となった。相模原のプレス連動が後手に回る、その隙を突きながらファーストボール、セカンドボールで先手を取ったチャンスメイクだった。
35分にも相手を際の攻防で上回って前進していき、左サイドから右サイドへ展開。大曽根のマイナスクロスを受けた川名がターンからフィニッシュしたがボールはゴールの上へ外れた。
相模原にやられる気配は微塵もなかった。
だが、37分、失点を喫する。相手GKがFWに当てたロングキック、そのセカンドボールを島川俊郎に前向きに拾われ、スルーパスからDFラインの隙間を割られ、やられた。
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