AKI猪瀬氏
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 MLB評論家のAKI猪瀬氏が12日、ニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル WBC日本戦全部やる! 侍、アメリカ上陸!WBCにロックオン!」(後7・00)に生出演し、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で台風の目となったチームについて解説した。

 今大会は、侍ジャパンが東京ドームでの1次ラウンドを4戦全勝とし、決勝ラウンドに駒を進めた。14日(日本時間15日)の準々決勝では、ベネズエラと対戦する。勝てば、準決勝でプエルトリコ―イタリアの勝者と戦う。

 中でも注目はイタリア。サッカー大国で野球が強いイメージはないが、今大会は1次ラウンドで4戦全勝。しかも10日には米国を8―6で破るという大金星を挙げた。

 猪瀬氏は、そのイタリアの戦力を解説した。「ブルペンピッチャーに3人だけイタリアで生まれましたというイタリア人がいるんですけど、あとはみんなアメリカ国内で生まれたイタリア系アメリカ人」。さらに「メンバーの中心は、バリバリのメジャーリーガーも当然いるんですけど、各チームのマイナーの有望新人と言われてる人たち」という。

 その強みは、長打力。「今回のイタリアの最大のストロングポイントは、とにかくホームランをよく打つ。4試合でチームで12本、ホームランを打ってるんですよ。侍ジャパン、あれだけ大谷さんが打った、みんな打った…って、侍は8本なんですよ。だから、侍よりも遥かに高い確率で、ホームランで勝つと(いうチーム)」と説明した。

 打線だけではない。投手陣の柱として、メジャーを代表する右腕アーロン・ノラが君臨する。猪瀬氏は「イタリアの先発はノラっていうピッチャーで、メジャーリーグの世界でドジャースと双璧というくらい強いって言われている、フィラデルフィア・フィリーズの2番手ピッチャーですよ」と説明。昨季はケガで5勝10敗に終わったが、メジャー通算109勝(89敗)を誇る実力派だ。

 「ノラがいればドジャースを倒せるよっていうクラスの先発が、今日(メキシコ戦で)投げたので、指折り日付を数えていくと、準決勝…ノラの先発ゲームにたぶんなるんですよ」。準決勝で先発するローテーションを予測し、勝ち進んだ場合の侍ジャパンにとって脅威となる可能性を指摘。「そうなってくると、ちょっと話は変わってきますよ。メジャーでも十指には入る強烈な右ピッチャーですから」と、危機感を募らせた。

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