約2万人の命が失われた東日本大震災の発生からきょう(11日)で15年です。犠牲者を悼み、災害の記憶を風化させないために、岡山・香川の各地で追悼行事が行なわれました。
【写真を見る】東日本大震災から15年 エリアでも追悼行事 避難生活を送っている人は岡山県で790人 香川県で32人
■岡山県職員はのべ約3,000人が被災地に派遣され活動
岡山県庁では、けさ犠牲者に哀悼の意を示す半旗が屋上に掲げられました。15年前のきょう(3月11日)発生した東日本大震災は、各地に甚大な被害をもたらしました。国土交通省によりますと、犠牲者の数は災害関連死も含めると約2万人。また、今も約2,500人の行方が分かっていません。
震災後、岡山県庁からはのべ約3,000人の職員らが被災地に入り、避難所の運営や堤防の再建など、復旧・復興に向けた支援を行なってきました。
(岡山県危機管理課 難波通高さん)
「犠牲になられた方に対して哀悼の意を表すとともに、犠牲の中で得られた教訓を県としてもいかして、より強い岡山県をつくっていきたい」
■笠岡市では追悼式 南三陸町の海産物などの販売も
一方、岡山県笠岡市では、被災者に寄り添いたいと市民団体が毎年追悼式を開催。JR笠岡駅前に献花台を設けたほか、
津波の被害が大きかった宮城県南三陸町の海産物などを販売し、被災地の産業を支援しました。
(明日への架け橋 Kasaoka 中村俊一代表)
「自分たちが未来にとってちゃんと役立てる活動ができればありがたい」
「黙とう」
地震が発生した午後2時46分。岡山・香川の各地で犠牲者を悼み、黙とうが捧げられました。
■教訓を忘れない、今を生きる
(ほっと岡山 服部育代代表)
「『教訓を忘れない、今を生きる』。『教訓』という二つの漢字だけれどとても重みがあるなと」
避難者の生活支援を行なっているNPO法人ほっと岡山では、被災者らが復興への思いを綴ったキャンドルを灯すイベントを行なっています。
復興庁によりますと、今も避難生活を送っている人は岡山県では790人、香川県では32人となっています。
