11日、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・アメリカ対イタリアが行われ、6―8でアメリカが敗れた。3度のMVP受賞アーロン・ジャッジ外野手(33)などを擁し「史上最強」とも呼ばれる世界ランキング3位の米国が、同14位の〝格下〟に負ける波乱の結果となった。
【アメリカ戦動画多数!!!】「史上最強」アメリカ敗れる 世界ランク格下のイタリアにまさかの黒星 優勝候補に1次ラウンド敗退の可能性浮上【PCAの豪快本塁打を動画で】
イタリア打線が爆発した。2回に6番K・ティール捕手(24=ホワイトソックス)が左翼席へ飛び込む先制のソロ本塁打を放つと、8番S・アントナッチ内野手(23=ホワイトソックス2A)にも2ランが飛び出すなど3得点。4回無死一塁にも7番J・カグリオン外野手(23=ロイヤルズ)の右翼越え2ラン本塁打で追加点を奪い、6回までに大量8点のリードを奪った。
アメリカも終盤に打線が目覚めた。6回無死に2番G・ヘンダーソン内野手(24=オリオールズ)のソロ本塁打で反撃を開始。続く7回2死二、三塁にも9番P・クロウ=アームストロング外野手(23=カブス)が右翼席へ特大の3ランを放つと、8回にも適時打で3点差に。
5ー8の8回2死一、三塁。1発出れば同点の場面で代打B・ハーパー内野手(33=フィリーズ)が起用されるこれ以上ない瞬間が訪れたが、左飛に。大チャンスを失った。9回もPCAの2打席連続本塁打が飛び出したが、反撃はそこまで。ゲームセットの瞬間を迎えた。
アメリカ代表は3勝1敗で1次ラウンド全日程を終えた。イタリア代表は3勝0敗。2勝1敗のメキシコ戦(12日)を残す。仮に12日の試合でメキシコがイタリアに勝利した場合、3勝1敗で3チームが並ぶ結果になる。
1次ラウンドの順位決定方式では、「同率チームとの対戦成績」の次に、「同順位のチーム間で行われた当該ラウンドの試合において、失点を守備アウト数で割った数値が最も低い順に順位付け」というルールがある。今日の試合で大量8失点を喫したアメリカは、1次ラウンド敗退の可能性が浮上した。
