
中東紛争に伴う航空便欠航や空域閉鎖により、インドの宝石・宝飾品輸出やアラブ首長国連邦(UAE)からのダイヤモンド原石輸入に支障が出ている。印スーラトのダイヤモンド加工施設で昨年8月撮影(2026年 ロイター/Amit Dave)
[ムンバイ 5日 ロイター] – 中東紛争に伴う航空便欠航や空域閉鎖により、インドの宝石・宝飾品輸出やアラブ首長国連邦(UAE)からのダイヤモンド原石輸入に支障が出ている。
業界関係者らによると、研磨済みと原石ダイヤモンド、地金の世界的な拠点であるドバイが多数の貨物便と旅客便の運航を停止したため、輸出品と主要原材料の貿易フローと輸送に影響が出ている。
大手ダイヤモンド輸出業者アジアン・スターのマネジングディレクター、ビプル・シャー氏はロイターに「中東からの輸出入は機能停止状態で、商品を輸送する物流体制が整っていない」と述べた。
インドの年間宝石・宝飾品輸出約300億ドルのうち、中東は約4分の1を占め、UAEはダイヤモンド原石輸入の3分の2超を占めている。
インドは世界最大のダイヤモンド研磨・カット拠点で、世界で加工されるダイヤモンドの9割を取り扱っている。最大の輸出先である米国が昨年、インド製品に高額な関税を課して購入を縮小して以降は、中東の需要に依存している。
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