
夜や闇をテーマにしたガラス作品の展示=富山市西町の市ガラス美術館で
富山市ガラス美術館で、企画展「Noctis(ノクティス) 影と光のグラスアート」が7日に始まる。国内外の作家40人の91点が並ぶ。6月21日まで。
Noctisはラテン語で「夜の」「闇の」を意味する。光を通すガラスならではの影に焦点を当てた。
濃淡のあるオレンジ色のランプにユーカリの枝葉が施された「ユーカリ文ランプ」は、異国情緒や夕暮れの詩情を伝えている。「つる草文花器」は玉虫色の金属のような虹彩ガラスに、植物のつると葉が陰影を生み出している。チョウやバッタをかたどった作品や、ガラスを削った原版にインクを乗せる「ガラス版画」などもある。
土田ルリ子館長は「逆説的な目線で、何かに出会えるチャンスがある。時の流れが闇を駆け抜ける構成だ」と説明した。
午前9時半〜午後6時。金曜と土曜は午後8時まで。5月6日を除く第1、3水曜と5月13日は休み。観覧料1200円、大学生は千円、高校生以下と70歳以上の市民などは無料。(篠崎美香)
