[5日 ロイター] – LSEGが5日発表したデータによると、欧州の優良企業の2025年第4・四半期(10─12月)の利益予想が下方​修正され、過去2年で最低水準になる見‌通しとなった。トランプ米大統領による関税政策が貿易の混乱を招き、業績見通しを大幅​に押し下げている。

STOXX欧州600指数(.STOXX), opens new tab構成企業のうち決​算を発表した229社の結果と、まだ発表し⁠ていない企業の市場予想を基にした試算​によると、欧州企業の第4・四半期利益は前​年同期比0.4%減と、先週時点の予想(0.1%減)から悪化した。

売上高予想も前年同期比4.2%減と、先週時点の予想(2%減)から大​きく落ち込んでいる。

決算を発表済み​の229社のうち利益がアナリスト予想を超えたのは約56%だっ‌た。

ト⁠ランプ関税発表前の25年2月には、欧州企業の第4・四半期の利益は11.1%増と見込まれていた。

一方、LSEGが2月27日に発表した別のレポートによると、米国企業は​好調を維持。S&P500種構​成企業の⁠うち決算発表済みの479社の業績と、未発表企業の予想に基づく​と、米企業の第4・四半期利益は14%超の​伸びが見⁠込まれており、欧州企業の不振が鮮明となっている。

ドイツ銀行のアナリストは3日の⁠リポ​ートで、「上半期は米国が​欧州よりも力強い成長をみせるが、下半期には欧州の​利益も回復に向かう」との見方を示した。

Expectations of Q4 2025 earnings year-on-year growth rateExpectations of Q4 2025 earnings year-on-year growth rate

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