公開日時 2026年03月03日 14:03更新日時 2026年03月03日 14:13

空き家からの盗品債券1億円を現金化疑い、3人目を逮捕 「相続した」うその説明、元夫婦と共謀か 沖縄
沖縄県警察本部(資料写真)

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琉球新報社

 1億円超の現金が見つかった沖縄県内の空き家に少年らが侵入して現金の一部を持ち出した事件に関連し、沖縄県警と那覇署は2日、空き家から少年らが盗んだ複数枚の債券を盗品と知りながら、金融機関から償還金約1億円を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)と詐欺容疑で、自称配達員の男(27)=糸満市=を逮捕した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 沖縄県警は2月27日付で、複数枚の債券を盗品と知りながら買い取り、都内の金融機関から償還金約1億円を受け取ったとして、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受、同隠匿)や詐欺などの容疑でいずれも南風原町在住で自営業の男(27)と保育助手の女(28)を逮捕していた。2人は元夫婦。この件を巡る逮捕は3人目となる。

 逮捕容疑は2025年8月6日から同27日までの間に、東京都の金融機関で「相続した」などと偽って、盗品の債券を償還し、現金を受け取った疑い。

 自営業の男(27)が首謀者とみられ、今回逮捕された男は債券を償還する際に、うその説明をする役割を担っていたとみられる。3人が償還した債券は数十枚に上り、計約1億円の現金を受け取った。

 現金は主に自営業の男が管理していたとみられ、県警は金の流れを詳しく調べている。

 捜査関係者によると、現金は主に遊興費に充てられたとみられる。事件以降に自営業の男が飲食やブランド品の購入で多額の現金を使っていたことが確認されている。