福岡県那珂川市の小学校で3月2日、子どものころから選挙に関心を持ってもらおうと模擬選挙が行われました。投票で決めたのは、思い出の1ページに欠かせない「卒業式で流す曲」です。

午前10時すぎ、福岡県那珂川市の片縄小学校の体育館に運び込まれたのは。

■松永悠作記者
「記載台が設置されています。これらは実際の投票の際に使う本物だということです。」

市の選管の協力で、選挙本番と同じレイアウトの投票所が体育館に完成しました。

選挙で決めるのは、3月17日に開かれる自分たちの卒業式で最後に流れる曲です。有権者は、6年生の児童と担任の教師あわせて100人。大事な思い出の1ページをかけた本気の選挙に、子どもたちは。

■児童
「普段は選べないで先生たちが決めたりするけど、こういう自分たちで決められる機会はうれしい。」

候補となったのは、次の3曲です。

①卒業ソングの定番、「旅立ちの日に」。

②子どもたちに絶大な人気を誇る、Mrs.GREEN APPLEの「StaRt」。

③令和の卒業ソングとして若い世代に支持されている、SGの「僕らまた」です。

PTA会長や事務職員などが、立候補者として支持を訴えました。

■「旅立ちの日に」候補者
「中学校という未知なる世界へ踏み出す6年生の皆さんを、優しく照らす光となる曲です。」

■「StaRt」候補者
「こういう明るい曲で送り出されるのってよくないですか。じーんとした気持ちから、前を向けるような曲を選ぶのはいいと思う。」

■「僕らまた」候補者
「元気の曲も確かにいいです。いいんですが、卒業式はやっぱりバラード系のしんみりした曲が僕は好き。」

演説を聞いて、投票先を変えた子どももいました。

■「旅立ちの日に」から「僕らまた」に変えた児童
「演説を聞いて、いろいろ心が変わった。卒業という言葉は入っていないけど、別れの言葉が入っているからいいと思ってそれにしました。どきどきします。」