和歌山県田辺市龍神村龍神、国道371号沿いにある道の駅「龍神」(ウッディプラザ木族館)では、表面に網目模様が現れている丸い石を「龍の卵」と題して展示している。開業当初の約30年前から置いており、いつしか同店の名物となり、観光客を楽しませている。
【龍神に「龍のポスト」 地域の新しい顔として期待、和歌山県田辺市の記事はこちら】
飲食スペースのうち、日高川に面している屋外のテラス席に置いている。ニワトリの卵のような形で、大きさは直径約70センチ。
道の駅を運営している龍神村森林組合による紹介文が添えられている。紹介文によるとこの石はノジュールで、砂粒や化石などを核として、その周囲に石灰質が集まって濃くなったものという。網目模様はノジュールができた後に、風化や浸食によってできたとみられる。
「中生代白亜紀日高川層群中の泥岩から産出したもの」とあり、紀伊半島の地層から見つかったことは記されているが、設置されてから年月がたっており、村内から見つかったかどうかは分かっていない。
龍神村の「龍」にちなんだ珍しい岩に、スマートフォンを向けて記念撮影する観光客が目立っている。施設スタッフは「お客さんが珍しがって見入っている。龍の卵を目当てに来たと話す人もいる」と話している。
紀伊民報
