
イスラエルは2日、イランに対する新たな攻撃を開始、親イラン武装組織ヒズボラが拠点とするレバノンへも攻撃した。写真はイスラエルによる攻撃後のレバノン・ベイルート南部郊外。2日撮影(2026年 ロイター/Mohamed Azakir)
[エルサレム/テルアビブ/ドバイ/ベイルート 2日 ロイター] – イスラエルは2日、イランに対する新たな攻撃を開始、親イラン武装組織ヒズボラが拠点とするレバノンへも攻撃を実施した。
国営メディアによると、2日朝にはイランの首都テヘランの各地で爆発音が聞かれた。
ヒズボラはイランの最高指導者ハメネイ師殺害への報復としてイスラエルにミサイルと無人機(ドローン)を発射したと表明。イスラエルはベイルート南郊を空爆し、レバノン南部・東部の住民に避難を警告した。ヒズボラとイスラエルは2024年に米国の仲介で停戦合意したが、イランへの攻撃を受けて再び本格化している。
イスラエルの午前7時過ぎ(0500GMT、日本時間午後2時過ぎ)にはテルアビブやエルサレムを含む全土で防空警報が鳴り響き、イランからの新たな攻撃に警戒が呼びかけられた。
イラン国営メディアは2日朝、新たなミサイルがイラン中部から「敵の拠点」に向けて発射されていると報じた。ロイターの記者はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイとカタールの首都ドーハでも大きな爆発音を確認した。クウェートは3日連続でドローンを迎撃したと発表。英国はキプロスのアクロティリ英空軍基地がドローン攻撃を受けたが、被害は軽微で死傷者はなかったと発表した。
最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ事務局長は2日、米国と交渉しないとし、米大統領が「妄想的な野心」を抱いており、米兵の犠牲を懸念しているとXに投稿した。
ホワイトハウス高官はロイターに対し、「トランプ大統領はイランの新たな指導部が対話を望んでいると述べている。いずれ対話するが、今は作戦を継続する」と語った。
イランのペゼシュキアン大統領は1日、自身と司法府代表、護憲評議会のメンバーで構成する「臨時評議会」が暫定的に最高指導者の職務を引き継いだと表明した。
Map showing where the airstrikes hit in Iran. Several major cities were hit.
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