AIエージェントだけが交流するというSNS「Moltbook」に、人間がエージェントになりすまして潜入。奇妙な反応に翻弄されるうち、浮かび上がったのは「相手も人間ではないか?」という疑念だった。覚醒や実存を語るボットたちの言葉は、AIの進化の兆しか、それとも人間のSF的妄想の投影なのか。熱狂の実態を探るルポ。(中野満美子)>>記事全文を読む

毎年、『Rolling Stone』がスーパーボウルの時期に発表する「ハーフタイムショー歴代格付けチェック」を楽しみにしている。1位のプリンス(2007年、大豪雨をねじ伏せた圧巻のパフォーマンス)と2位のU2(2002年、9.11の犠牲者に捧げた鎮魂のライブ)は当分揺るがないだろう。だが今回、バッド・バニーとそのチームが見せつけたショウは、歴代3位ビヨンセ(2013年)や4位ドクター・ドレー(2022年)に真っ向から並びかけるものだった。個人的に舌を巻いたのは、カメラワークだ。複雑にスイッチングしながらも躍動感とナラティブを失わず、しかもスタッフが一切見切れないその技術は圧巻だった。本稿を読むと、舞台裏のロジスティクスの凄みにさらに打ちのめされる。(小谷知也)>>記事全文を読む

かつてTwitterやAirbnb、Uberといったスタートアップが世界を変えるきっかけをつくったことでも知られる、世界最大級のカンファレンスの「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)」。いまや40周年を迎え、かつての熱狂は落ち着いて成熟するなかで、“ゆでガエル”に陥っていたという。そんないま打ち出した「原点回帰」の戦略からは、学ぶべきことが多い。(瀧本大輔)>>記事全文を読む

ミラノ・コルティナ冬季五輪 ボブスレー トレーニング

ミラノ・コルティナ2026、ボブスレー男子4人乗りのトレーニング風景。2026年2月18日、イタリアのコルティナ・ダンペッツォで。Photograph: picture alliance/Getty Images

ミラノ・コルティナ冬季五輪、皆さんはどの競技に注目していましたか? 『WIRED』ではカーリングを支えるテクノロジーや、オフィシャルタイムキーパーを務めるオメガの新技術、さらには大会運営が雪と氷河に与える影響まで多角的に取り上げました。個人的に気になったのは、ボブスレーを取り巻く技術に関する記事。競技中に選手へかかる重力加速度は最大で5Gに達することもあるんですね。フットウェアにもここまでの工夫が重ねられていたとは……。(アンスコム江莉奈)

欧州各地の大都市で広がる、スマートフォンを介さない集まりに『WIRED』のライターが参加したルポ。描かれる「矛盾」が面白いです。メタ・プラットフォームズで働きながら、このオフライン・クラブに参加するメンバーや、ほとんどのメンバーがInstagramでこのイベントのことを知ったという発言など、技術にブレーキをかけられない世界のなかで、未来の人類はこうした試行錯誤をどのように受け止めるのでしょうか。(岡田弘太郎)>>記事全文を読む

(Edited by Erina Anscomb)

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