兵庫県警は2026年2月20日、勤務先施設内で同僚が落とした現金約9万円入りの財布を持ち去ったとして、県警本部の警備部門で勤務する男性巡査(24)を遺失物横領容疑で書類送検したと発表しました。捜査の過程で、無店舗型風俗店の運転手として許可なく副業をしていたことも判明し、停職3カ月の懲戒処分とし、巡査は同日付で辞職したと報じられています。
概要
報道によると、巡査は2025年7月31日夕方、神戸市内の勤務先施設敷地内に落ちていた同僚の財布を拾い、そのまま横領した疑いがあります。財布の現金は飲食や車検費用に充て、財布自体は海に捨てた旨を説明しているとされています。
さらに、2025年1~10月にかけて週数回、無店舗型風俗店の運転手として働き、約90万円を得ていたことも発覚したと報じられています。
関連:低下する警察官の倫理
警察官の倫理観は年々低下しています。
2025年7月、神奈川県警藤沢北警察署に所属する現職の巡査長が、暴力団組員らと共謀して会社役員に社長との面会を強要したとして、警視庁に逮捕されるという深刻な事件が明らかになりました。この事件では、債権回収を名目に暴力的な言動で被害者に念書を書かせるなど、複数回にわたって脅迫的な行為が行われていたとされています。
NHKの取材によると2025年、この巡査部長が官舎管理費 285万円を横領したり、酒を飲んで車を運転したりしていたことなどが分かったとしています
内部統制上の論点
警察組織は一般企業と同様、規程と監督だけでなく、日常運用の検知力が問われます。今回の2点(遺失物横領・無許可副業)は、ともに本人の自己申告がなければ表に出にくい側面があります。
過去の神奈川県警の事案で指摘されていたように、単独管理や例外運用が温床になる構図は、金銭管理だけでなく行動規範・服務監督にも当てはまります。
参照
巡査、拾った同僚の財布を横領容疑 風俗店運転手の副業も発覚し処分
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投稿者:三村
セキュリティ対策Labのダークウェブの調査からセキュリティニュース、セキュリティ対策の執筆まで対応しています。
セキュリティ製品を販売する上場企業でSOC(セキュリティオペレーションセンター)やWebサイトやアプリの脆弱性診断 営業8年、その後一念発起しシステムエンジニアに転職。MDMや人事系のSaaS開発を行う。
