大きな体を丸めて写経 力士ら必勝祈願 - 奈良市・薬師寺

神妙な面持ちで写経に取り組む力士ら=1日、奈良市西ノ京町の薬師寺

 8日に初日を迎える大相撲三月(大阪)場所を前に、幕内力士の欧勝馬関と欧勝海関を含む鳴戸部屋(親方・元大関琴欧洲)の力士ら約20人が1日、奈良市西ノ京町の薬師寺で写経を行った。

 同寺の大谷徹奘副住職と鳴戸親方が親しくしている縁で、2019年から毎年大阪場所前に行われている同部屋の恒例行事。力士らは、同寺の「お写経道場」に入ると、輪袈裟(わげさ)を首からかけて着席。神妙な面持ちで般若心経を書き終えると、用紙を持って上座の台へと向かい、香炉で清めてから盆の中に置いて手を合わせた。その後、金堂の本尊前に移動。大谷副住職らが必勝祈願の法要を営んだ。

 写経を終え、欧勝海関は「無心になれた」と話す一方で、「集中力も上がったし今場所は先場所に続いて二桁勝つ。でもって幕内に残り6月の大相撲パリ公演に行きたいね」と笑顔。