
写真はバンクーバー港。2024年11月、カナダのブリティッシュコロンビア州バンクーバーで撮影。REUTERS/Jennifer Gauthier
[オタワ 27日 ロイター] – カナダ統計局が27日発表した2025年第4・四半期(10─12月)の国内総生産(GDP)は、年率換算で0.6%減少し、横ばいとのアナリスト予測を下回った。需要を満たすために製造業者が新しい商品の生産ではなく在庫を削減したことが響いた。
前期の成長率は従来の2.6%から2.4%に下方修正した。
2025年通年の成長率は1.7%で、20年の減少以来、年間成長率としては最低のペースだった。減少率はカナダ銀行(カナダ中銀)の予想と一致した。
第4・四半期は輸出、家計支出、政府投資が成長を支えたものの、在庫削減による大きな打撃を打ち消すには不十分だった。
企業は年率換算で234億6000万カナダドル(172億米ドル)相当の在庫を引き出した。これは企業が米関税導入前に在庫からの製品供給を急いだ24年第4・四半期の数値にほぼ匹敵する。
トランプ米大統領の輸入品への関税がカナダの製造業、特に鉄鋼・アルミニウム、自動車、銅・木材製品、中型・大型トラック・バス部品などに深刻な打撃を与えている。これにより生産、雇用、投資の縮小を余儀なくされている。
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