世界の海運会社、アフリカ経由に航路変更 中東貨物に割増料金も

写真は海運会社マースクのロゴ。2025年12月、コペンハーゲンで撮影。REUTERS/Tom Little

[1日 ロイター] – 米国とイスラエルによるイラン攻撃を受け、世界的な石油・ガス輸送が混乱する中、主要海運会社はスエズ運河とバベルマンデブ海峡を回避し、アフリカの喜望峰経由に航路を変更している。

イランは2月28日、ホルムズ海峡の封鎖を警告した。海運会社マースク(MAERSKb.CO), opens new tabは1日、「当面の間、バベルマンデブ海峡経由のスエズ運河航路を一時停止する」と発表。同社は先月、イエメンのフーシ派による船舶攻撃で約2年間停止していたスエズ運河航路を段階的に再開したばかりだった。

同社はアラブ首長国連邦(UAE)、オマーン、カタールでのサービスに影響が出る可能性があるとしている。

独海運グループ、ハパックロイド(HLAG.DE), opens new tabは、インド・中東と地中海を結ぶコンテナ輸送を南アフリカ経由に迂回させると発表。3月2日から湾岸向け貨物に戦争リスク割増料金を適用するとした。

CMA CGMも1日、イラク、バーレーン、クウェートなど中東各国を発着する貨物に対し割増料金を適用すると発表した。

マースクとハパックロイドは、ホルムズ海峡における全船舶の航行を当面の間停止すると発表した。

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