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【画像を見る】「ビッグマック指数」で見る“円の価値” 日本は何位

■ビッグマック値上げで「500円」も世界と比べれば安い?

止まらない物価高に値上げラッシュ。
25日にはマクドナルドも値上げを実施し、看板商品「ビッグマック」は480円から500円になりました。ただ、日本のビッグマックは世界では安い方なのです。

世界各国で販売されるビッグマック。作り方や材料、サイズがほぼ同じ商品なので、世界中どこでも同じ価格になるはずですが、実際は各国の通貨の価値にばらつきがあるため、そうはなりません。

それを比較するのが「ビッグマック指数」です。

アメリカでの販売価格を基準に、イギリスの経済誌「エコノミスト」が1986年から毎年発表しています。日本はどうでしょうか。

値上げ前の日本ではビッグマック1つを480円で買えるのに対し、アメリカでは6.12ドル=日本円で約970円もします。(※1ドル=158.54円で算出 2026年1月)

つまり円は、ドルの半分程度の価値しかないということです。

これを最新のビッグマック指数(※2026年1月)で見ると、54か国中48位。値上げした500円でも順位は変わらず、それだけ円は弱いということなのです。

■「円の強さ」は30年で3分の1に…

別のデータでも円の弱さは際立っています。

国際決済銀行が発表する「実質実効為替レート」、こちらも日本円でモノを買う購買力、つまり「円の強さ」を示します。こちらのレートでも2026年1月、1973年の変動相場制度になってから最も安い水準になったことがわかりました。

このデータでは円が最も強かった1995年と比べ、なんと3分の1の水準まで下がったことになります。

先ほどのビッグマック指数でも同じ時期(1995年)だと現在とは真逆で、日本のビッグマックはアメリカの2倍の価格、つまり円はドルの2倍の価値がありました。