いまや軽井沢は日帰り圏内。今回は北陸での用事の帰りに、新幹線を途中下車して立ち寄りました。目的は、軽井沢駅近くのバー『バルマン』。ここで歴史あるカクテル、會舘フィズを味わいます。銀座の名店で腕を磨いたマスターが迎えてくれる、本格的な空間をご紹介します。

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目次

軽井沢駅徒歩3分の本格バー會舘フィズと王道カクテル旅の締めくくりに立ち寄る名店軽井沢駅徒歩3分の本格バーJR軽井沢駅

軽井沢駅の北口から数分歩いた場所に、バルマンはひっそりと店を構えています。シックな外観は周囲の風景に溶け込んでおり、初めて訪れる際は少し見つけにくい店構えかもしれません。

店内は照明を落とした落ち着いた空間。用意されているのはカウンターの8席のみです。銀座のバーでよく見られる肘掛けが備え付けられており、格式高い雰囲気を感じさせます。

15時開店のため、早い時間帯から本格的なお酒を楽しめるお店です。マスターの菊池氏は、銀座の名門バー「テンダー」で経験を積んだバーテンダー。その後、軽井沢へ移住してバルマンをオープンしました。

極寒の北陸取材帰りで分厚いダウン姿だった私は、ちょっと申し訳ないなと思いましたが、笑顔で迎えてくれました。ふわっと店に馴染むこの接客はさすがです。心地よい緊張感の中でリラックス。もう東京のバーまで帰ってきた気分です。

會舘フィズと王道カクテル

今回このお店を訪れた理由は、銀座のバー「たか坂」のマスターから、バルマンのマスターなら美味しい「會舘フィズ」を出してもらえると教わったからです。早速お願いしました。

會舘フィズは、大正9年に開業した東京會舘のバーで発案されたカクテル。戦後、マッカーサーをはじめとする進駐軍が朝の会議中に「ジンフィズにミルクを入れてくれ」と注文したのが始まりとされています。

朝のミルクに見せかけてお酒を飲む、その気持ちわからなくもないです(笑)

作り方は、ジン(バルマンではゴードンジンを使用)、レモン、ガムシロップ、ソーダにミルクを加えていく。レモンの酸味と牛乳が分離せず、きれいに混ざり合っているのが不思議でしょう。

舌の上で弾ける炭酸とレモンの酸味の奥から、ボタニカルなジンの香りが広がります。ミルクのまろやかさが全体を包み込み、クセになる味わいでした。

続いてマティーニを注文。キリッとした冷たさとジンの力強さが調和しており、マスターの確かな技術が伝わってきます。

最後はジントニックで喉を潤しました。王道のカクテルからボトラーズウイスキーまで幅広く揃っており、お酒好きには嬉しい品揃えです。

旅の締めくくりに立ち寄る名店

価格帯は都内のオーセンティックバーと同等ですが、提供されるお酒の質や接客を考慮すれば十分に納得できる内容です。地元の方や別荘を所有する常連客が集う店内にあって、新参者でも温かく迎えてもらえました。

駅からのアクセスが良いため、新幹線の待ち時間を利用して立ち寄るのにも最適。軽井沢を訪れた際は、本格的なバーカウンターで美酒を味わう時間を予定に組み込んでみてはいかがでしょう。なんと、15時から営業しています!

店名バルマン住所長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東3−3営業時間15時00分~23時00分
火定休創業2013年4月24日