ロシア、対イラン攻撃の即時停止要求 さらなる不安定化を懸念

ロシア外務省は28日、米国とイスラエルが開始したイランに対する攻撃の即時停止を要求し、状況は「政治的・外交的解決の道に戻されるべきだ」と訴えた。写真はロシア外務省のビル。9日撮影(2026年 ロイター/Ramil Sitdikov)

[モスクワ 28日 ロイター] – ロシア政府は28日、米国とイスラエルがイランに対して危険かつ無責任な攻撃に踏み切り、中東全体を破滅に向かわせていると非難した。

米・イスラエルは28日、イラン指導部を標的に同国全土への攻撃を開始した。トランプ大統領は米国にとっての安全保障上の脅威を排除し、イラン国民に体制打倒の機会を与えると主張した。

ロシア外務省は声明で「米国とイスラエルは再び危険な冒険に乗り出し、中東を人道的、経済的、そして放射能による壊滅的な事態へと急速に近づけている」と非難した。

また同省は、地域をさらに不安定化させる恐れのある無責任な行動に対し国際社会が迅速に客観的な評価を下すべきだと述べた。

さらに、これまでと同様に、国際法と相互尊重、利害均衡に基づく平和的解決策に向けた取り組みを支援する用意があるとの考えを示した。

ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長(前大統領)は交流サイトへの投稿で、トランプ氏によるイラン攻撃を批判し、「平和の使者がまたやった。イランとの協議は単なる隠れみのだった。誰もがそれを分かっていた」と述べた。

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