アンドレア・ポンピリオ(Andrea Pompilio)が手掛ける「オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)」が、ミラノファッションウィークで2026年秋冬コレクションを発表した。

 今季は日本の文化的概念でもある「間の美学」をテーマとした。フォーマルとデイリーなど特別な瞬間と日常の間に存在するファッションの美学を表現したという。

 二面性の融合や日本的要素に敬意を払ってきたブランドは今回、フォーマル、カジュアル、ワーク、スポーツといった多様なシーンの融合を試みた。ジャケットやカーディガン、ブルゾンにさまざまなバリエーションのプリーツミニスカートを合わせたスタイリングは、プレッピーとオフィスを融合したような「日本的情景」が目に浮かぶ。花柄とチェックの総柄シャツにはフェザーのように揺れる風合いが特徴的なスカートを合わせ、パステルグリーンのシアーなプリーツミニスカートにはコーデュロイにボアをボンディングしたジャケットを羽織るなどで、「間」を実験的に捉えていった。

 スタイリングのアクセントとしては、足元の遊びが目立った。アイコンモデルの「MEXICO 66」に採用されているオニツカタイガーストライプの生誕60周年を記念し、スリムでフラットな新モデル「MEXICO 66 SQUARE」が登場。鮮やかなレッドや淡いグリーンのリザード柄、フローラルプリントなどのバリエーションが揃う。また、スニーカーとパンプスをドッキングしたような新作のバックストラップヒールも披露。タウンユースとフォーマルな要素をミックスするというオニツカらしさの新提案となった。伝統的なマウンテンブーツをファッションに昇華したモデルも発表した。

 バッグは新作のグロスボディバッグが象徴的。縦型のストラップクロージャーを採用し、専用のリングチャームを豊富に揃えている。