公開日時 2026年02月28日 10:24更新日時 2026年02月28日 15:44

拘束や逮捕なく 沖縄市で日米合同パトロール 身分証提示求めず緩やかに
ゲート通りを巡回する米軍の憲兵隊員ら=28日午前1時20分ごろ、沖縄市のゲート通り

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琉球新報社

 米軍や沖縄市、県警などが参加する、日米合同パトロールが28日午前0時から2時にかけて、沖縄市のゲート通りで実施された。今回で9回目。米軍関係者が拘束・逮捕される事案は発生しなかった。

 米軍の規則である「リバティー制度」は、午前1時~5時に兵士が公共の場で飲酒することや、飲酒できる施設に出入りすることを禁じる。

 28日は、午前1時を前に帰宅する米軍関係者の姿があったが、依然として飲酒を続けたり、バーに滞在したりする人もいた。憲兵隊(MP)が身分証提示を求めたり、帰宅を呼びかけたりする場面は確認できなかった。

 昨年11月にMPが単独巡回で民間人を誤って拘束した事案の後、巡回は緩やかになっている。

 通りで飲食店を経営する男性は、巡回が始まって以降、ゲート通りに客として来る米軍関係者の数が減ったと説明する。しかし、結局は巡回がない別の地域に分散しているだけだとし、「沖縄市で米兵絡みの事件は減っても、県内全体で事件は減らないのではないか。パトロールの効果が疑問だ」と首をかしげた。

 米軍側は空軍を中心にMPが23人参加した。日本側は沖縄市と県警、県、沖縄防衛局、沖縄市センター自治会が参加。日米合計で約40人が集まった。