山梨県笛吹市の石和共立病院の小児科と、南アルプス市の巨摩共立病院の回復期リハビリ病棟が3月末で、診療を休止することになりました。
【写真を見る】石和共立病院が小児科休止 巨摩共立病院はリハビリ病棟閉鎖 人手不足と物価高が要因 山梨
人手不足と物価高などが主な要因です。
山梨県内3つの共立病院を運営する「山梨勤労者医療協会」によりますと、石和共立病院の小児科は月に約250人が受診していますが、医師の高齢化などで診療が維持できなくなり、4月から当面の間、外来などの一般診療と予防接種の業務を休止することを決めました。
発達障害の子どもたちをケアする小児リハビリに重点的に力を入れます。
一方、南アルプス市の巨摩共立病院は現在、一般内科・地域包括病棟や療養型病棟など、3つの病棟を運用していますが、この春から50床ある「回復期リハビリテーション病棟」を閉鎖します。
病院によりますと現在、病棟は25人のスタッフで運営されていますが、来年度以降、規定の人員を確保する目途が立たないことに加えて、昨今の物価高騰なども重なり、急きょ今年度末での閉鎖を決めたということです。
入院患者36人の受け入れ先は、めどがついているということです。
山梨勤労者医療協会 深沢眞吾理事長
「新しく医療をつくっていく中での転換期にいると考えている。地域からの需要・要求に合わせ形を変えて、生まれ育った地域で生活し、安心して住めるよう努力したい」
