1か月で20件超 高齢女性に被害集中
山梨県内で、息子をかたるオレオレ詐欺の被害が急増している。
山梨県警察本部生活安全部 生活安全企画課の内藤伸治さんによると、1月下旬からのわずか1か月間で被害は20件以上発生。単純計算で週5人のペースとなる。
被害者はすべて60歳以上で、特に80代・90代が大半。さらに、女性の被害が圧倒的に多いという。
この深刻な状況は、FM-FUJIの番組『Awesome』内コーナー「STOP!特殊詐欺」で伝えられた。
「同窓会のハガキ届いてない?」から始まる手口
犯人はまず「俺だけど」と息子を装い、「同窓会の名簿が届いていないか」「ハガキが届いていないか」と電話をかける。
その後、「株で儲けたが税金を納めていない」「今日中に100万円が必要」「代わりの者が取りに行く」などと現金を要求。法律事務所の職員や弁護士を名乗る人物が自宅を訪れ、直接現金を受け取るケースもある。
「口座が凍結された」「弁護士費用を立て替えてほしい」といった別パターンも確認されている。
被害はすべて固定電話から始まっている
今回の被害は、すべて自宅の固定電話から始まっている点が共通している。
内藤さんは「そもそも犯人の電話に出ないことが最も効果的」と強調。そのうえで、
・国際電話からの着信を止める申請
・防犯機能付き電話機の設置
・警告メッセージと録音機能がある電話詐欺抑止装置の活用
といった“ダブル対策”を呼びかける。これらは警察署で簡単かつ無料で手続きや貸し出しが可能だという。
「家族の絆」で防ぐ
特に呼びかけたいのは、山梨に親を持つ40代から60代の男性だ。
・「同窓会のハガキが届いたか」と言われたら詐欺
・電話でお金の話はしないと決める
・家族だけの合い言葉を決めておく
こうした事前の声かけが、被害防止につながる。
「家族を守るのは家族」。
不審な電話を受けたら、すぐに切り、警察へ相談することが重要だ。
番組では、さらに具体的な事例や現場のリアルな声も紹介している。radikoのタイムフリーなら、放送後1週間以内であればスマホやパソコンから聴取可能だ。実際の呼びかけや緊迫感を、ぜひ音声で確認してほしい。
DJの藤本えみり 山梨県警察 内藤さん
オレオレ詐欺のポスター1
オレオレ詐欺のポスター2
※放送情報は変更となる場合があります。
