ザポリージャ原発周辺で局地的停戦、送電線修理へ ロシア発表

2023年6月、ロシア支配下のザポリージャ原発で撮影。REUTERS/Alexander Ermochenko

[モスクワ 27日 ロイター] – ロシア当局は27日、ウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所周辺で、外部送電線を修理するため、局地的な停戦が27日に発効したと発表した。

欧州最大の同原発は、2022年の戦争開始直後からロシアの管理下にある。現在は発電を停止しているが、核燃料を冷却し、壊滅的な事故を回避するために外部電力に依存している。

ロシアとウクライナはこれまで、原発付近への攻撃を巡り、互いに安全を脅かしていると非難し合ってきた。昨年、送電線が数週間にわたり寸断され、非常用ディーゼル発電機に頼らざるを得なくなった際にも、同様の局地的停戦が実施された。

ロシア側の運営担当者は声明で、今回の停戦が国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長の協力を得て実現したと述べた。

ロシア当局によると、外部送電線のうち1系統は依然として稼働しており、もう1系統の修理には少なくとも1週間を要する見込み。放射線量に異常はないとしている。

ウクライナ側からのコメントは現時点で得られていない。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab