IMF、ウクライナ向け81億ドル融資承認 4年間で

写真はロシアのドローン攻撃を受けたハリコフのアパートでがれきを撤去する市職員ら。26日撮影。Reuters/Vyacheslav Madiyevskyy

[ワシントン 26日 ロイター] – 国際通貨基金(IMF)は26日、理事会がウクライナ向けに4年間で81億ドルの融資を承認したと発表した。うち15億ドルは即時支払われる。

ウクライナ向けの新たな拡大信用供与(EFF)が、同国への1365億ドル規模の国際支援パッケージを支えると説明。2023年に承認された155億ドルのプログラムに代わる今回の融資は、同国が経済安定を維持し公共支出を継続するのに役立つとしている。

ウクライナ
のスビリデンコ首相
は今回の融資について、4年間で推定1365億ドルの予算不足を補う広範な金融枠組みの一環だと歓迎。「(ロシアとの)全面戦争が5年目に入り、エネルギー部門への組織的な攻撃を受ける中、ウクライナが国家の安定的な機能維持のための国際的な金融支援と資源をパートナーから確保できたことは極めて重要だ」とテレグラムに投稿した。

IMFのゲオルギエワ専務理事は、融資がウクライナの国際収支問題を解決し、中期的に対外的な持続可能性を回復させると同時に、戦争終結後の復興と成長の見通しを高め、ウクライナの欧州連合(EU)加盟に向けた歩みを促進すると指摘。声明ではまた、和平交渉が成功した場合、プログラムは「速やかに再調整される」とも述べた。

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