
写真はメキシコ中央銀行。2024年4月、メキシコ市で撮影。REUTERS/Henry Romero
[メキシコ市 26日 ロイター] – メキシコ中央銀行は26日に発表した2025年第4・四半期の報告で、今年の国内総生産(GDP)成長率見通しを1.6%とし、11月に示した1.1%から上方修正した。
ただ、7月の米国・メキシコ・カナダ貿易協定(USMCA)見直しを控え、世界的な貿易摩擦によるリスクが継続していると警告した。
中銀は、メキシコ経済は25年の低迷後、26年は緩やかに回復すると見込む一方、世界的な貿易摩擦や地政学的紛争を理由に、なお「複雑な世界環境」に直面していると述べた。
成長リスクとしてUSMCA見直しを挙げ、「米国との貿易関係やUSMCA見直しを巡る不確実性を考慮すると、民間消費は増加傾向にあるとみられるが、投資は少なくとも26年下半期までは低迷が続くと予想される」と述べた。
しかし、不確実性はありながらも「北米地域における経済統合の深化は引き続き、加盟国に共通の利益をもたらす潜在性を持っている」と指摘した。
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