JALふるさとアンバサダーに地域の取り組みを聞いた。回答者はJALふるさとアンバサダー 長崎県担当の香月椎捺さん(左)、熊本県担当の長田佳子さん(右)

 全国各地に拠点を持つJALは、地域活性化の取り組みを継続的に実施してきており(現在は「JALふるさとプロジェクト」)、2020年8月には社内公募で選ばれた客室乗務員が現地に移住して、それぞれの地域での取り組みを推進する「JALふるさとアンバサダー」を発足しているほか、同12月には乗務しながら地域活性化に携わる「JALふるさと応援隊」を任命している。故郷や縁のある地域に対して、客室乗務員として培ってきた知見を活かした商品開発や地域課題の解決などを展開する狙いがある。

 今回お話を聞いたのは、長崎でモニターツアーに携わるJALふるさとアンバサダーの長崎県担当 香月椎捺さんと熊本県担当 長田佳子さん。

――取り組みについて教えてください。

 皆さまこんにちは! JALふるさとアンバサダー長崎県担当の香月と、熊本県担当の長田です。

 今回は、私たちが世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と巡礼の道を巡るモニターツアーを体験してきました。知られざる信仰の軌跡をたどる、貴重な世界遺産巡りの旅をご紹介します。

「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は厳しい禁教の時代にひそかに信仰を守り続けた潜伏キリシタンたちの、独自の宗教的伝統を伝える大切な場所として、2018年に世界文化遺産に登録されています。

 また、これらのスポットをたどる「世界遺産巡礼の道」は、全35のコースで構成されている巡礼路です。長い歴史のなかで厳しい弾圧を受けながらも信仰を守り続けた人々の軌跡や、文化遺産としての価値を広く伝えたいとの思いから、毎年長崎県と日本航空は世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」と巡礼の道を巡るモニターツアーを実施しています。

――この取り組みにはどのように関わっているのでしょうか。

 今回で5度目となるモニターツアーの舞台は、長崎県南島原市(巡礼路31、32)と、熊本県の天草地方(巡礼路33)ということで、両県のJALふるさとアンバサダーである香月(長崎県担当)と長田(熊本県担当)の2名が参加させていただきました!

 﨑津教会、﨑津諏訪神社、原城跡などの潜伏キリシタンにまつわる歴史的なスポットを訪れ、現地ガイドの方や関係者の方々と連携しながら、その歴史や文化、自然の美しさを体感、取材してきました。

――今後の展開・展望について教えてください。

 この貴重な歴史や文化、自然が息づく場所を、多くの方にぜひ訪れていただきたいと思います。今後も多くの方に知っていただき、心に残る旅の一部として選んでいただけるよう、魅力を発信してまいります。また、引き続き地域の皆さまと連携し、歴史や文化を未来へ受け継ぐための、この取り組みを継続していきたいと考えております。

――旅行者に向けてメッセージをお願いします。

 巡礼の道を歩くと、昔から信仰を守り続けた人たちの強さや優しさを感じられる、特別な時間が待っています。日常を離れ、地元の方々の温かさや自然に触れ、ほっとする郷土料理に癒されてみませんか? 歴史と文化、自然の恵みがぎゅっと詰まったこの場所ならではの魅力を、ぜひ肌で感じてください。