人口2億人以上を誇るインド最大の州の首相が26日、山梨県を訪れ、グリーン水素の製造施設などを視察しました。
【写真を見る】人口の差は“300倍” インド最多・人口2.4億の州首相が来県 グリーン水素施設など視察
州側が関心を寄せるグリーン水素分野での人材育成などで、山梨県が協力することも確認しました。
26日に来県したのは、インド北部にあるウッタル・プラデーシュ州のヨギ・アディティヤナート首相です。
ウッタル・プラデーシュ州の人口は、インドでも最多の2億4000万人とされ、経済発展が著しい一方、大気汚染が深刻な問題となっています。
このため、ヨギ首相は県独自のグリーン水素の製造技術「P2Gシステム」に高い関心を寄せていて、甲府市の米倉山の製造施設を視察しました。
予定になかった設備も時間をかけて確認したほか、製造コストや貯蔵や輸送などの技術面について、県の担当者に質問していました。
また、県側との意見交換では、長崎知事が州内へのP2Gシステムの導入のほか、水素に関わる人材の育成へ学生や若手の技術者を県内に受け入れることを提案。
ヨギ首相は前向きな姿勢を示しました。
長崎知事
「これをぜひウッタル・プラデーシュ州の皆さんと共有をしていきたい。人材の育成について私たちは、ウッタル・プラデーシュ州にしっかり貢献できると確信している」
このほか、ヨギ首相は都留市の山梨リニア実験線を訪れ、リニアに試乗しました。
県によりますと、今年8月には県や県内の経済関係者らで訪問団を作り、ウッタル・プラデーシュ州を視察する予定です。
県は今回のヨギ首相の来県を契機に、人口規模で300倍もの差があるウッタル・プラデーシュ州との連携を、さらに加速させたい考えです。
