#5 ジェンダー平等を実現しよう

SDGs

#9 産業と技術革新の基盤を作ろう

SDGs

#10 人や国の不平等をなくそう

SDGs

2026.02.26

2月19日、国際協力機構(JICA)は、インドのインパクト投資企業である Aavishkaar Capital(Aavishkaar Group企業) が新たに設立した「Global Supply Chain Support Fund SCSp(GSCSF)」への出資契約を締結しました。JICAは、ドイツ復興金融公庫(KfW)などの開発金融機関や民間投資家と協調します。

Aavishkaar Group主催のアクセラレーションイベント(ケニア)で調印式を行うAavishkaar Group創業者のライ氏(左)、KfWのデビット氏(中央)、JICA民間連携事業部の安井部長(右)

アフリカと新興アジアでは、サプライチェーンの脆弱性や食料安全保障の課題が顕著であり、中小企業が地域経済を支える重要な担い手となっています。本ファンドは、農業・食品加工・運送・製造分野の中小企業を資金面で支えることで、

・持続可能なサプライチェーンの構築
・食料供給安定化による食料安全保障
・地域産業の競争力強化

への貢献を目指します。

本出資は、特にアフリカにおいて、民間投資を引き出す触媒となることで、日本企業がアフリカ市場に参入しやすくなるといった日本経済への還流も期待されます。

アフリカの域内統合や産業発展の貢献、更には日本への還流を目指す「インド洋・アフリカ経済圏イニシアティブ」に資するものです。

案件概要

・出資先

Global Supply Chain Support Fund SCSp (GSCSF)

・国名(対象地域)

アフリカ・アジア地域

・出資額

4,000万米ドル

・案件名

ESG推進・インパクト投資支援事業

・事業目的

本事業は、アフリカ・アジア地域において、農業、食品加工、運送、製造などのサプライチェーンに関連する中小企業を対象とするインパクト投資ファンドへの出資を通じ、社会的・環境的な取組を行う企業への資金アクセスの改善を図るものです。これにより、同地域における持続可能なサプライチェーンの形成や食料安全保障、産業分野の基盤強化に寄与することが期待され、結果として地域経済の持続的な発展に貢献することを目的としています。

・事業概要

本出資は、Aavishkaar Capitalが組成するアフリカ・アジア向けファンド(GSCSF)が実施する中小企業向け投融資の原資として活用され、民間事業で求められる水準の財務的リターンを見込んでおります。

・SDGs
への貢献

ゴール2(飢餓をゼロに)
ゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)
ゴール8(働きがいも経済成長も)
ゴール9(産業と技術革新の基礎をつくろう)
ゴール12(つくる責任 つかう責任)
ゴール17(パートナーシップで目標を達成しよう)

本事業は、JICAが2025年8月22日に第9回アフリカ開発会議(TICAD9)のサイドイベントにおいて発表したImpact Investing for Development of Emerging Africa(IDEA)イニシアティブのフラッグシップ案件となるものです。

TICAD9サイドイベントにてプレコミットメントを表明した際のAavishkaar Group創業者のライ氏(左)とJICA廿枝理事(当時)

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