まかせて生成AI(3)
単純作業を上手に任せれば、仕事や暮らしの質を高めてくれる生成AI。旬の話題や現場での活用例などを分かりやすく取り上げていきます。
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①と②は同じ人物。一方が実際に撮影した画像、もう一方が生成画像(いわゆるフェイク)です。見分けが付きますか?
生成AI(人工知能)の画像生成機能は飛躍的に進歩しています。ユーザーが欲しい画像のイメージを言葉で短く指示するだけで、表情や服装、しぐさなど自在に仕立ててくれます。

先の二つの画像のうち、実画像はスーツ姿の②。これを「Nano Banana Pro」にアップロードして「この人が笑顔でガッツポーズをしている画像を作って。服装は紺色のTシャツに」と指示すると、数秒で①が出来上がりました。

②を基に「この人がオフィスで生成AIを使い、スマートに仕事をしているイラストを作って。親しみやすいテイストで」と指示すると、数秒で③が完成。

画像やイラストは、回覧資料や会議用スライドの印象を高める上で効果的です。ただ、悪用すれば社会を混乱させたり、人の名誉を傷付けたりする恐れも。AIを使う人はモラルが、見る側は真偽や意図を見抜く洞察力が問われます。
