
ドラムを叩くため懸命なリハビリを続けてきた真矢さん
ロックバンド「LUNA SEA」のドラムス、真矢(しんや、本名山田真矢=やまだ・しんや)さんが17日午後6時16分、死去した。56歳。訃報を受け、地元・神奈川県秦野市の高橋昌和市長が市の公式サイトで「秦野市にとって大きな誇りであり、市民に夢と勇気を与えてくださる存在」と追悼した。
故郷への思いが強かった真矢さんは2023年に「はだのふるさと大使」に就任。たばこ祭や丹沢まつりなど地元の祭りに積極的に参加していた。昨年9月に脳腫瘍と診断されたことを公表したが、同月にたばこ祭に参加。車椅子に乗って登場し、詰めかけた人々へ「必ず復活するんで、それまで待っていてください」と呼びかけた。
高橋市長は「はだのふるさと大使 LUNA SEA 真矢様のご逝去について」と題したコメントを発表。訃報を受けて「深い悲しみに包まれております」とし、「真矢様には、はだのふるさと大使として、本市のさまざまな事業にご尽力いただきました。音楽を通じて秦野の魅力を全国へと発信してくださり、ふるさとへの温かい思いを、常に行動で示してくださいました。そのお力添えに、心から感謝申し上げます」と感謝した。
昨年9月のたばこ祭を振り返り「ご療養中という大変な状況にもかかわらずご参加いただきました。ファンや市民の皆さまの前で『必ずドラムスティックを振る日が来る』と力強く語られたお姿は、今も鮮明に心に残っております」とし、「その言葉に、私自身も大きな希望を抱き、いつか力強い演奏が秦野の空に響く日を信じておりましただけに、誠に残念でなりません」と無念の思いを吐露。
そして昨年11月にLUNA SEAの代表曲「ROSIER」と「I for You」が小田急線秦野駅の列車接近メロディーとなったことに触れ、「これもひとえに、真矢様のふるさとを思う熱意とご尽力の賜物です。駅に響くメロディーは、これからも多くの人々の心に希望と誇りを届け続けることでしょう」とつづった。
最後に「真矢様は、秦野市にとって大きな誇りであり、市民に夢と勇気を与えてくださる存在でした。その情熱と優しさ、そしてふるさとへの深い愛情は、これからも私たちの心の中で生き続けます」と記し、「ここに、生前のご功績に深く敬意を表するとともに、心からの感謝を申し上げます。謹んで御冥福をお祈りいたします」と悼んだ。
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