「宮崎に行ったことがない」「あまり調べず行ってしまい満喫できなかった」という宮崎初心者5人で、宮崎県のグルメや観光スポットを2泊3日で巡った『何でも極上!みやざき体感ツアー』(宮崎県観光協会×Lmaga.jp主催/2025年12月実施)。
「何でも極上?」と、関西から半信半疑で向かった5人が、宮崎県の3日間で何を感じたのか? ざっくばらんに語る座談会をおこないました!
■ ツアー参加メンバーは、個性豊かなこの5人!
グルメ、お酒、アウトドア、アートなど興味のアンテナが色々なメンバー!
今回のツアーメンバーは「関西在住の20~40代女性」とプロフィールは近いものの、会社員、イラストレーター、バー店主、グルメインフルエンサー・・・と、それぞれ日頃の活動はバラバラ、感性も個性も豊かな面々でした。
▼ 3日間にわたる大充実の旅の模様はコチラから!
◆ツアーに行く前の「宮崎県」の印象は?
あったかい、チキン南蛮、焼酎、サーフィン・・・ですね!
自分が旅行に行こうって思うきっかけは、あの美術館に行きたいとか、ライブが宮崎であるとか、サーフィンをする、みたいな感じで。昔、一度だけ宮崎でサーフィンをしたことがあるんですが、そのときは青島で遊んで、そのまま帰ってしまったんです。
なので、今回のツアーの行程を聞いて、いろんな目的に合う場所があるんだってすごく楽しみにしていました。
ツアーに参加する前は意外と知らなかった、宮崎県のこと。宮崎県観光協会の方も驚くほど…
宮崎県大好きな知り合いの刷り込みが強くて(笑)、スナックがすごく多いという印象はありました。ほかは漫画家の東村アキコ先生、東国原元知事のイメージが強いですね。
私も東国原元知事と、マンゴーと地鶏、それ以外は特に無く・・・。
正直、マンゴーのイメージしかなかったです・・・。
宮崎2日間で行ったスポット
◆ツアー前後で印象が変わった、私の中の“みやざき”
● 観光スポット、あまり知らなかったけど…
(1)お酒好きは絶対楽しめる!
特に楽しかったのは、夜の「ニシタチ」ハシゴ。お酒好きは宮崎の夜、たまらないですよね。ニシタチ、提灯が並んでいるのが独特でした。
ちょっと海外っぽいというか、大阪ではあまり無いような雰囲気。スナックとかクラブもたくさん並んでましたけど、北新地とはちょっと違いますよね。
なんていうか、居酒屋があるエリアと、スナックやクラブがあるエリアの境がなさすぎて、大阪でいうと「北新地のエリアに入った!」という感じがないというか。宮崎では飲むということが本当に身近なんだな、と街の構造を見て感じました。
宮崎は「人口あたりのスナック数が日本一」とも言われているそう。いろんなお店が密集しています!
もも焼き、餃子、シメのうどんや辛麺、スナック・・・お店に入ればだいたい宮崎焼酎が飲めるのがスゴい。あと個人的に行ったんですけど、橘通西にある酒屋の「大阪屋」もめちゃくちゃ楽しかった。焼酎も売っているもの全部試飲できる環境が良すぎました。
宮崎の人たちは、みんなが当たり前のように飲みに行って、焼酎を買って帰るんやろうなと思って、その感じが羨ましかったです。
焼酎を飲んだことがないって言っていたサキさんが、試飲して「おいしい!」って3本も買っていて。それに驚いたし、なんだかうれしかったですね。
品揃えが凄い!橘通西にある酒屋「大阪屋」さん(写真/サキさん)
ちょっと苦手なイメージだったんですけど、「櫻の郷酒造 ミニブルワリー焼酎道場」でオリジナル焼酎造りを体験して、自分の好みがわかったことが大きかったです。
「櫻の郷酒造 ミニブルワリー焼酎道場」でメンバーそれぞれ自分好みに焼酎を調合!パッケージも個性豊か
宮崎の焼酎、すごく飲みやすいですよね。宮崎には20度焼酎があって、地元の人々に愛されているということをツアーで学びました。
「木挽BLUE」「爽 飫肥杉」「霧島<宮崎限定>」とか、もっと日常で飲みたいし買いたいけど、関西ではなかなか20度の焼酎を見つけられない・・・。
2日目夜に行った「スナック環」さんにて。ここでも20度焼酎の「木挽BLUE」をいただきました!
ほんと焼酎好きにはたまらないし、サキさんみたいに宮崎で焼酎が好きになる人もいるし。こういう食わず嫌いをなくしていく、じゃないけど、ちょっと苦手と思ってる人も、とりあえず宮崎に来てもらえればわかる! 絶対好きになる!
(2)グルメでは驚き、今まで知っていた味と違う!
食べもの全部おいしかったんですが、一つに絞るなら、地鶏の炭火焼きかな。感動でした。今まで知ってるものと食感も全く違ったというか・・・。
真空パックになっているものをお土産で買って帰って、それもおいしいんですけど、お店で食べたものはやっぱり違う。あれを食べに行くだけでも価値があるなと思いました。
一度食べたら忘れられない!「みやざき地頭鶏炭火焼」(宮崎県庁近くの鶏料理店「鳥の里」にて)
鶏のお寿司がコースに出てきたのも、感動しましたよね。というかボリュームも全部多くてびっくりしました・・・。
そのあとスナックに行って焼酎いっぱい飲んで、最後に釜揚げうどんのお店で〆のうどんをスルッと完食できたのが自分でも信じられなかった。めっちゃ不思議じゃなかったですか? あれだけ食べやすかったら、そりゃ宮崎は「〆うどん文化」になりますよね。
「釜揚げうどん 戸隠 本店」の釜揚げうどんで〆。鰹節と昆布ダシ、そして柚子がアクセントとなったツユにつけていただく宮崎スタイル!
私はチキン南蛮に感動しました。実はチキン南蛮のタルタルが苦手で、いつもならあまり食べないんですけど、「クレイトンハウス」はタルタル7種類から選べたり、あっさりめで美味しかった。雰囲気もすごく素敵なお店でした。
関西では定食とか居酒屋メニューでチキン南蛮が出てくるイメージだから、フォークとナイフで食べる・・・「洋食としてのチキン南蛮」が新鮮でした!
「クレイトンハウス 大島本店」でチキン南蛮体験!
(3)「人生で一番きれい」と感じる絶景がある!
焼酎も地鶏もチキン南蛮も全部最高だったんですけど、私は朝に行った「日向岬・馬ヶ背」を1番勧めたいです。海に向かって、自分の進める道しかなくって。海を独り占めできる、みたいなところってほかにあんまりないよなと思いました。
サキさんも海を見ながら「人生で一番きれいだった」って言ってましたよね。やっぱりみんなそう思うよな、人生初の体験ができる場所だなって・・・次は親を連れて行きたいです。
宮崎はお酒とかグルメのイメージが強かったので、あんな体験をできると思ってなかったという意外性も含めて、すごく印象に残っています。
ツアーメンバーが、一番友人や家族に勧めたいと話していた「馬ヶ背」(写真/サキさん)
私も宮崎の景色が印象的で、なかでも180度以上の絶景が見られる日向岬、(願いが叶う)クルスの海が好きでした。自然に感動して、ご飯も美味しくて・・・っていうのは、旅行先としてすごく魅力的だなって思いました。
堀切峠にて。地球の丸さを目の当たりにする大パノラマで写真撮影に夢中になりました
私、地球を感じるのが好きなんですけど、宮崎は日向岬、堀切峠、青島・・・と海沿いどこでも視界がすごく広くて。水平線ってこんなに見えるんや、という感じで感動しました。
出身が滋賀で海がないので、初めて見る長さの水平線でした。(波状岩の)鬼の洗濯板みたいに地層が出てたり、地球を感じられたことがすごくうれしかったです。
青島の「鬼の洗濯板」にも感激! 自然の造形美…
私は神社とかパワースポットにも興味があるのですが、今回「青島神社」「鵜戸神宮」など巡って、「天照大御神ってここの神様なんやな」とか改めて学んだり。
宮崎は神話ゆかりの神社や史跡が集まる全国屈指のパワースポットで、別名「神話の里」らしいです。次は神社巡りしに行きたい!
今回行った青島神社、鵜戸神宮のほか、高千穂峡、天安河原などパワースポットも多い宮崎
ちょうど私くらいの20代後半の人に勧めたいって思いました。友だちとワイワイもできるし、自然で癒やされることもできる。社会人には必須の時間が過ごせると思います。
お酒やグルメ大好きな人はもちろん、宮崎ってフォトジェニックなスポットが多いと思うので、写真を撮るのが好きな人も行ってほしい。
朝のフェリーにて(写真/サキさん)
● というか・・・宮崎の人がみんなあたかかった!
あと現地で一番感じたのが、人のやさしさ、あったかさ。宮崎、全部の食べもののボリュームが多いなと思ったのですが、サービス精神なんでしょうか?
夜に行ったスナックも、女性3000円で飲み放題で気軽に行ける感じがうれしかったし、特製のおつまみプレートなどママのおもてなしも素敵でした。
スナックが初のメンバーもめちゃくちゃ楽しめました
ツアーバスの運転手さんもすごく親切にしてくださって、1日目に私の充電器が破損したことを話したら、翌日運転手さんが家から持ってきてくれたんです。「これで充電できるかもしれないから」って。めっちゃ優しくないですか?
日向岬でも、散策中の地元の方がいろいろ教えてくれました!
夜にみんなで解散したあと、ニシタチで辛麺を1人で食べたんですけど、周りの常連さんがめっちゃ話しかけてくれました(笑)。
私も解散後、買い物に行って、ニシタチで道に迷ってたら、地元のギャルっぽいお姉さんが話しかけてくれて、「そこまで一緒に行きますよ」って連れて行ってくれました。
「水中観光船 マリンビューワーにちなん」のスタッフさんが手を振ってくれ、思わず笑顔になるツアーメンバー
● アクセスが悪そうって思ってたけど・・・
関西から宮崎へ行くとなると、なんだか交通の便が悪い印象があったかも。でも今回、行きは神戸から19時発のフェリー、帰りは大阪伊丹空港(関西国際空港にも!)まで飛行機で約70分で・・・。めっちゃ行きやすいんだ!って思いました。神戸から宮崎にフェリーが出てるのすら知らなかった。
これもフェリーのなか!ホテルみたいな内装に早速テンションあがりました♪(写真/ハシオさん)
私は職場が三宮なので、18時まで仕事をしてそのままフェリーに乗りました。飛行機よりも宮崎まで時間がかかるけど、あえて船で行くの、オススメです。
夜は21時くらいから電波が弱くなるけど、それもデジタルデトックスだと思って。朝早めに起きて、デッキで風を感じながらコーヒーを飲んだり・・・仕事、家事と忙しい毎日のなかで、このフェリーの時間が心に余裕をくれた気がしました。
朝は早起きして甲板へ。日の出を見ながらあったかいコーヒーを飲む至福のとき
私は梅田でバーをやっているのですが、お客さんに宮崎の話をすると、30〜40代の人が食いついてくれますね。
仕事終わりにフェリーに乗ってゆっくり向かう、水平線の広い絶景が見られる、パワースポットがある、おいしいものが食べられる。そして週末満喫して、飛行機で帰る。関西で毎日仕事や家事を頑張っている女性に、めちゃくちゃ良い旅先なのでは?と思うんです。
個室タイプで鍵付きのシングルルーム、きれいなパウダールーム、広々とした展望浴室、そして宮崎名物が楽しめる夕食ビュッフェなど…めっちゃ快適!
宮崎カーフェリーで行くのは初めてだったので、なんか貴重な体験をしてる感じがして楽しすぎました。船内はどこもすごくきれいで、大浴場もあって、宮崎グルメが楽しめるビュッフェもあって、売店も充実していて!
帰りに利用した宮崎ブーゲンビリア空港も、もう1回行きたいなぁ。搭乗ロビーの売店に立ち飲みできるテーブルがあって、搭乗ギリギリまで焼酎と鶏の炭火焼きを楽しんじゃいました。あれが最高でしたね。
というか、空港が市内にあって、空港直結の「JR宮崎空港駅」から市街地のJR宮崎駅まで、約10〜15分!めっちゃ便利。
搭乗ロビーの売店にて。焼酎は400円〜、もも焼きもあり、シマさんも嬉しそう◎(写真/サキさん)
車がないと楽しめない場所は旅先の候補から外しがちなので、電車やバスでいろいろ巡れるというのはもっと伝えるべきですね。フェリーみたいに、交通手段を楽しめたらより旅が長くなったような気になれますし。宮崎、車なくても大丈夫です!!
空港直結の「JR宮崎空港駅」からJR宮崎駅まで約10〜15分!近い!便利!
◆最後に…私の“ベストバイ宮崎土産“は?
「日向辛子」っていう、宮崎特産の日向夏を丸ごと使ったタバスコみたいなやつなんですけど…めっちゃ愛用してます。肉でも魚でも何でも美味しくなるんです。
座談会も宮崎土産とともに…名物「ミカエル堂」のじゃりパンは、土日限定で「KITTE大阪」2階の「みやざき館 KONNE」で買えると知り、無事ゲット!
宮崎の旅で焼酎を10本買って帰ったんですけど…もう約2カ月でほとんど飲んじゃいました(笑)。友人が家に来たら、まず宮崎焼酎を飲ませています。
そのなかでも宮崎限定の霧島が好きすぎて…行きのフェリーの売店で発見して、そこで初めて飲んでハマりました。自分用に何本か買ったんですけど、ほんまは一升で買いたかった! 次に行ったときも絶対に買って帰ります。
私も焼酎です。お正月に家族で飲みました!
小玉醸造(宮崎県日南市)の「宮崎限定 杜氏潤平 別撰酵母 2025 紅ひなた 20度」を購入し、家族と!(写真/サキさん)
私も焼酎はそんな買うつもりなかったのに、3本も買っちゃいました(笑)。スーツケースで行けばよかったなと思うくらいいろいろ気になるものが多すぎて。九州特有の「甘い醤油」を買って帰ったんですけど、やっぱりめちゃくちゃ美味しいです。
あと、日向岬の売店で買った、おみくじのなかにひょっとこ飴が入ってる「ひょっとこおみくじ」もめっちゃかわいかったです。
ヨウコさんのお気に入り宮崎土産。南男猿や、ひょっとこ&モアイのマグネットは、玄関のドアに貼って、出かける度に旅を思い出すそう(写真/ヨウコさん)
宮崎土産の定番(初めて知ったけど)「チーズ饅頭」もいろいろ種類あって楽しかったんですが、一番は私は宮崎空港で買った「ふかふか」って名前の黒糖蒸しパン。「味のくらや」さんが作ってるやつなんですけど、めちゃくちゃ美味しかった。
店の前で美味しそうだなって見つめてたら「冷凍できるよ、持って帰れるよ」って、お店の方が教えてくれて。大阪に帰ってからゆっくり大切に食べました。また買いに、宮崎行きます。
大阪の自宅で宮崎土産を堪能。ふかふか、チーズ饅頭、宮崎カーフェリーのマグカップ、南男猿(写真/ハシオさん)
ひと月前の宮崎旅について話は尽きず、予定の時間をオーバーするほど数時間があっという間に過ぎ、残念ながら今回はお開きということに。ツアーメンバーは、またの再会と宮崎への再訪を固く誓い合ったのでした。
今回のツアーと座談会だけでは、伝えきれないほど魅力満載の宮崎県。気になった人は、『何でも極上!みやざき』を体感する旅にぜひ!
取材・文・写真/Lmaga.jp編集部
提供/宮崎県観光協会