
米ニューヨーク証券取引所(NYSE)で20日撮影。REUTERS/Brendan McDermid
[20日 ロイター] – 米国株式市場は反発して取引を終えた。トランプ関税に対する最高裁判決を受け、米グーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O), opens new tabやアマゾン(AMZN.O), opens new tab、アップル(AAPL.O), opens new tabなど大型ハイテク株の上昇がけん引した。最高裁は6対3の判決で、トランプ大統領が国際緊急経済権限法(IEEPA)に基づき、議会の承認なく関税を発動することは、大統領権限を逸脱しているという下級審の判断を支持した。
ホライゾン・インベストメンツのリサーチ&クオンツ戦略責任者、マイク・ディクソン氏は、これを受け市場は安堵(あんど)していると言及。「きょうで不確実性が幾分解消され、次の段階に進むことができる」と述べた。
また、この日発表の経済指標では、2025年第4・四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比1.4%増加。伸びは市場予想の3.0%を下回ったほか、第3・四半期の4.4%から大きく減速した。また、12月の米個人消費支出(PCE)価格指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数が前月比で伸びが加速し、ロイターがまとめたエコノミスト予想も上回った。
CMEのフェドウオッチによると、市場は米連邦準備理事会(FRB)が6月会合までに利下げに踏み切る確率を50%強と見ている。
この日は、S&P総合500種(.SPX), opens new tabの主要11業種のうち9業種が上昇。通信サービス(.SPLRCL), opens new tabが2.65%、一般消費財(.SPLRCD), opens new tabが1.27%、それぞれ上昇した。週足では、S&P総合が1.08%、ナスダック総合(.IXIC), opens new tabが1.51%、ダウ工業株30種(.DJI), opens new tabが0.25%、それぞれ上昇した。この日は、個別銘柄ではアルファベットが3.7%、アマゾンが2.6%、アップルが1.5%、それぞれ上昇。そのほか、関税の影響を受けていた、米玩具メーカー、マテル(MAT.O), opens new tab、オンライン家具小売業者ウェイフェア(W.N), opens new tab 、ポッタリーバーン傘下のウィリアムズ・ソノマ(WSM.N), opens new tab、高級家具チェーンのRH(RH.N), opens new tab が0.5─2.3%上昇した。一方、アカマイ・テクノロジーズ
(AKAM.O), opens new tabは14%の大幅安。第・1四半期の調整後利益が市場予想を下回るとの見通しを嫌気した。
S&P総合500種では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を2.0対1の比率で上回った。
米取引所の合算出来高は183億株。直近20営業日の平均は203億株。
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