インド、年内に希土類永久磁石の生産目指す=鉱山相

インドのレディ鉱山相は19日、民間企業と連携して年内にレアアース(希土類)永久磁石の生産開始を目指すと表明した。写真は希土類元素の記号と原子番号が記されたブロック。6日撮影(2026年 ロイター/Dado Ruvic)

[19日 ロイター] – インドのレディ鉱山相は19日、民間企業と連携して年内にレアアース(希土類)永久磁石の生産開始を目指すと表明した。

インド政府は昨年11月、730億ルピー(8億200万ドル)規模の永久磁石生産計画を承認した。永久磁石は電気自動車(EV)や航空宇宙、防衛、再生可能エネルギーなど幅広い産業で利用されている。

レディ氏はインド商工会議所連合会主催のイベントで、鉱山省と国営機関が永久磁石生産技術を開発したとし、複数州に4つの重要鉱物処理プラントを建設する計画だと述べた。

米地質調査所(USGS)によると、インドのレアアース埋蔵量は690万トンで世界3位だが、民間企業の投資が限定的なため、採掘量はごく一部にとどまっている。

同国の永久磁石消費量は2030年までに倍増すると予測されているが、現在は主に輸入で需要を賄っている。

永久磁石を巡っては、加工の9割を占める中国が昨年出荷を制限し、自動車メーカーが供給確保に奔走する事態が生じた。

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