アマチュアカメラマンが撮影した映像作品のコンテスト「丹波篠山映像祭」が2月15日、兵庫県丹波篠山市で開かれました。
「丹波篠山映像祭」は、映像を通して日常の中にある豊かさに気付いてもらおうと丹波篠山市教育委員会などが毎年開いているコンテストで、37回目を迎えました。
2026年は、「いまを未来へつなぐ」をテーマに全国14の都道府県とイタリアからあわせて37点の応募があり、2月15日に行われた最終審査には6作品がノミネート。
このうち、兵庫県から、部活動の地域移行をテーマに神戸の高校生が制作した作品と、阪神淡路大震災の語り部活動を追った尼崎市の高校生による作品が上映されました。
全国から創意あふれる作品が寄せられ、審査の結果、大賞には、東京都文京区の大学生・吉田理乃さんの作品が選ばれました。吉田さんが制作した「命を届ける場所」は、住宅街に囲まれた小さな牧場が舞台です。機械の故障をきっかけに廃業を余儀なくされる中、しぼりたての牛乳を通して命のぬくもりを伝え続けた家族と地域の繋がりを描きました。
大賞を受賞した吉田理乃さん
「牧場が1つ減ったという数字よりも大きなものを失ってしまったのではないかということをご覧いただいた皆さまにも伝わる機会になるのかなと思いうれしい」
この他、準グランプリには、震災の語り部を追った尼崎西高校の生徒たちの作品が選ばれました。
